概要
最強すぎて追放された俺を、敵国の女皇が「切り札」に迎えた。
交通事故で死んだ高校生・桐生悠真は、女神から転生特典として「最強」の力を授かった。測定不能のステータスを引っ提げて勇者パーティーに加入したものの、ダンジョンのボスを一撃で消し飛ばすその力は、勇者の手柄も仲間の見せ場も奪っていく。「お前がいると、俺たちの格が落ちる」。三ヶ月後、悠真はパーティーを追放された。王都を出て放浪を始めた彼の前に現れたのは、敵国ヴェルガルド帝国の女皇イリーナだった。「うちの切り札になれ」。最強を捨てた国と、最強を迎えた国。やがて魔王軍の進撃の前に、勇者パーティーは崩壊していく。追放したことを後悔しても、もう遅い。戦争の行方を決めるのは、捨てられた男の選択だった。
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