概要
「卒業まで待てないよ」うっかりバレた片想い記録と、涙目の幼馴染。
高校三年生の秋。僕、瀬川晴人(せがわはると)には、小学四年生の頃に隣へ引っ越してきて以来、八年間ずっと片想いしている幼馴染がいる。
朝倉凛音(あさくらりんね)。落ち着いた黒髪に少し切れ長の瞳をした美少女で、気が利いて優しい、僕にとって誰より大切な女の子だ。
ある日曜日の午後、卒業アルバム用の写真を選ぶために僕の部屋へやってきた凛音に、写真を保存してあるタブレットを何気なく手渡した。
階下でコーヒーを淹れながら、僕は重大なミスに気づく。
そのタブレットには、高校に入ってからの二年間、凛音への想いや「もし恋人になれたらやってみたいこと」をこっそり書き溜めていたメモアプリが、画面に開いたままになっていたのだ。
慌てて部屋に戻った僕の目に飛び込んできたのは、タブレットを胸に抱え、耳まで真っ赤にし
朝倉凛音(あさくらりんね)。落ち着いた黒髪に少し切れ長の瞳をした美少女で、気が利いて優しい、僕にとって誰より大切な女の子だ。
ある日曜日の午後、卒業アルバム用の写真を選ぶために僕の部屋へやってきた凛音に、写真を保存してあるタブレットを何気なく手渡した。
階下でコーヒーを淹れながら、僕は重大なミスに気づく。
そのタブレットには、高校に入ってからの二年間、凛音への想いや「もし恋人になれたらやってみたいこと」をこっそり書き溜めていたメモアプリが、画面に開いたままになっていたのだ。
慌てて部屋に戻った僕の目に飛び込んできたのは、タブレットを胸に抱え、耳まで真っ赤にし