概要
一矢で世は変わらぬ。それでも、守りたい暮らしがある。
平安末期、備前の海。流浪の弓取り・海野義清は、民を守ろうとする備前守・藤原景綱と出会う。漁師や商人が不当に苦しめられる現実を知り、義清は人々の暮らしを守るために立ち上がる。仲間となるのは、刀を振るう海の男・浦部太郎兼久、船を操る口達者な真鍋小次郎、そして島々の声を集める千早。腕は立つが人を信じすぎる義清、短気な兼久、調子のいい小次郎、世話焼きな千早。欠点だらけの四人は、ぶつかり合いながらも絆を深めていく。やがて海辺を支配しようとする一族が港を塞ぎ、人々の暮らしを脅かす。伝説の弓「潮鳴り」が放たれるとき、備前の海を救うのは一矢か、それとも人々の力か。
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