ダンテの「神曲」地獄篇では、賭博で財を蕩尽した者は、自分に暴力を振るった報いとして底から三番目のエリアに堕とされています。人間の射幸心とは、かくも業が深いもの。本作ではその深さが、怖気立つほどにありありと描かれています。そして、その末路も――。命は、できる限り大切に使いたい、と実感させてくれる作品です。
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