概要
効いているのは薬草じゃない。状態異常をなんでも解除してたら激重好意が。
「ただの薬草ですよ?」
灰級の荷運びで、パーティの薬草係を務めるテオ。魔法は使えず、手当てに使うのは安い薬草ばかり。「草係」と笑われながらも、自分の薬草はよく効くと信じていた。
バジリスクの巣の襲撃に失敗した帰り道、回復魔法の使い手が入ったからと、テオは追放される。一緒に捨てられたのは、仲間をかばって腕が石になりかけた剣士ルチアだった。
テオが湿布を貼ると、石化が引いていく。薬草が効いた――二人ともそう思った。
本当に効いていたのは、薬草ではなく彼の手。テオの手は、魔物がかけた呪いをほどいてしまう。気づいていないのは、テオ本人だけだった。
石になりかけた剣士、詠唱を封じられた天才魔導士、悪夢で眠れない聖騎士。呪われた彼女たちは、しだいに彼から離れられなくなっていく。
魔物の生き方
灰級の荷運びで、パーティの薬草係を務めるテオ。魔法は使えず、手当てに使うのは安い薬草ばかり。「草係」と笑われながらも、自分の薬草はよく効くと信じていた。
バジリスクの巣の襲撃に失敗した帰り道、回復魔法の使い手が入ったからと、テオは追放される。一緒に捨てられたのは、仲間をかばって腕が石になりかけた剣士ルチアだった。
テオが湿布を貼ると、石化が引いていく。薬草が効いた――二人ともそう思った。
本当に効いていたのは、薬草ではなく彼の手。テオの手は、魔物がかけた呪いをほどいてしまう。気づいていないのは、テオ本人だけだった。
石になりかけた剣士、詠唱を封じられた天才魔導士、悪夢で眠れない聖騎士。呪われた彼女たちは、しだいに彼から離れられなくなっていく。
魔物の生き方
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