概要
実家の畑の隅には、誰もお参りしなくなった古い稲荷神社がある。
夏休みのある日、普通の高校生・悠真(ゆうま)は、祖母に頼まれてその神社を修理することになった。
腐った板を剥がし、錆びた蝶番に油を差し、傾いた鳥居を直す。
ただ、それだけのはずだった。
ところが翌朝、目を覚ますと、そこは見知らぬ未来世界。
銀髪のお嬢様はバールを伝説の兵器と勘違いし、最高級の合成肉はマ〇クの塩ひとつで奇跡の料理に変わり、警備ロボットはシリコンスプレーで盛大にすっ転ぶ。
しかも、72時間が経つと強制帰還。
そして次の72時間後には、また別の世界へ。
「いや、俺、ただ神社を直しただけなんだけど!?」
剣も魔法もチート能力もない。
あるのは工具とスマホと、実家の畑で採れた野菜だけ。
これは、どこにでもいる高校生が、行く
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