概要
推せば推すほど、俺がモテて彼女が泣く。
「好きです。付き合ってください」
「……解釈違いです」
クラスでいちばん明るいギャル・桜庭ゆあに告白した俺は、三秒で振られた。
理由は、俺が彼女の「推し」だから。推しに恋人ができるのは地雷で、その恋人が自分なのはもっと地雷、らしい。
毎朝「今日も存在してて偉い」とあいさつされ、体育ではうちわを振られ、誕生日には祭壇まで作られていたのに?
しかも振られた翌日から、桜庭の推し活は本気を出した。
布教された生徒会長は「同担」を名乗り、後輩は「付き合いたい派です」と押しかけてくる。
推せば推すほど、俺がモテて、桜庭が泣きそうになる。
それでも彼女は、うちわで顔を隠したまま言う。「推しの幸せが一番だから」
だったら俺の幸せは、君がそのうちわを下ろすことなんだけど。
「……解釈違いです」
クラスでいちばん明るいギャル・桜庭ゆあに告白した俺は、三秒で振られた。
理由は、俺が彼女の「推し」だから。推しに恋人ができるのは地雷で、その恋人が自分なのはもっと地雷、らしい。
毎朝「今日も存在してて偉い」とあいさつされ、体育ではうちわを振られ、誕生日には祭壇まで作られていたのに?
しかも振られた翌日から、桜庭の推し活は本気を出した。
布教された生徒会長は「同担」を名乗り、後輩は「付き合いたい派です」と押しかけてくる。
推せば推すほど、俺がモテて、桜庭が泣きそうになる。
それでも彼女は、うちわで顔を隠したまま言う。「推しの幸せが一番だから」
だったら俺の幸せは、君がそのうちわを下ろすことなんだけど。
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