概要
地球を守る会社に入った。たぶん、そういう意味じゃない。
就職先の名前は、株式会社地球防衛隊。
ふざけた名前だと思った。 けれど、調べてみれば高層建築物や大規模施設向けの防災設備を手掛ける、実績のあるメーカーだった。
給料も悪くない。福利厚生もしっかりしている。 開発している製品だって、避難支援エレベーター、動的避難誘導システム、防火シェルター――どれも真面目で、合理的だ。
少なくとも、入社式の途中まではそう思っていた。
創業社長の座右の銘は、
「既成の概念は、規制である。」
そして新製品の説明を終えた社長は、不意に言った。
「One more thing」
スクリーンに現れたのは――高層ビルから海へ射出される救命艇だった。
いや、なんでそうなる。
これは、なぜか株式会社地球防衛隊に入社してしまった新人の僕が、 ちょっとおかしい先輩たちと
ふざけた名前だと思った。 けれど、調べてみれば高層建築物や大規模施設向けの防災設備を手掛ける、実績のあるメーカーだった。
給料も悪くない。福利厚生もしっかりしている。 開発している製品だって、避難支援エレベーター、動的避難誘導システム、防火シェルター――どれも真面目で、合理的だ。
少なくとも、入社式の途中まではそう思っていた。
創業社長の座右の銘は、
「既成の概念は、規制である。」
そして新製品の説明を終えた社長は、不意に言った。
「One more thing」
スクリーンに現れたのは――高層ビルから海へ射出される救命艇だった。
いや、なんでそうなる。
これは、なぜか株式会社地球防衛隊に入社してしまった新人の僕が、 ちょっとおかしい先輩たちと
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