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概要
父・幸村も、秀頼も、俺自身も。大坂の陣で、誰ひとり死なせない。
土砂崩れの現場で殉職した救急救命士・篠原湊。目を覚ますと、そこは一六一四年の紀州・九度山。湊は、流人として暮らす真田信繁・・・後に「真田幸村」と呼ばれる男の嫡男、真田大助になっていた。
歴史の通りなら、父は大坂城に入り、翌年の夏に討ち死にする。大助もまた、豊臣秀頼とともに大坂城で命を落とす。
刀も槍も得意ではない。だが、人の命を救う技術なら知っている。止血、消毒、担架。
「この戦で、誰ひとり死なせない。父も、母も、俺自身も、そして秀頼も」
九度山脱出の一夜を描く、父と子の戦国救命譚。(約1万4千字・完結)
***
作者の戦国連載『長政は、お市に勝てない ―敵陣へ駆ける妻を、浅井長政は裏で勝たせる―』(毎日20時50分更新)
史実では織田に滅ぼされる浅井家。敵陣へ駆ける妻・お市と、そ
歴史の通りなら、父は大坂城に入り、翌年の夏に討ち死にする。大助もまた、豊臣秀頼とともに大坂城で命を落とす。
刀も槍も得意ではない。だが、人の命を救う技術なら知っている。止血、消毒、担架。
「この戦で、誰ひとり死なせない。父も、母も、俺自身も、そして秀頼も」
九度山脱出の一夜を描く、父と子の戦国救命譚。(約1万4千字・完結)
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作者の戦国連載『長政は、お市に勝てない ―敵陣へ駆ける妻を、浅井長政は裏で勝たせる―』(毎日20時50分更新)
史実では織田に滅ぼされる浅井家。敵陣へ駆ける妻・お市と、そ
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