概要
斜め前から届く甘い香りに、僕はまだ気づかないふりをしていた。
高校入学から半年、お互いの存在すらぼんやりとしか認識していなかった地味なクラスメイトの二人——瀬川陽太と橘ひまり。
しかし、2学期の席替えで、陽太の席はひまりの斜め後ろに決まる。
授業中、ひまりの揺れるポニーテールと、ノートに走る真剣な横顔に目を奪われていく陽太。一方のひまりも、陽太がふと見せる不器用な優しさや、消しゴムを貸してくれたときの温もりに気づき始め……。
学校という限られた世界の中で、少しずつ距離が縮まっていく、もどかしくて愛おしい16歳の恋の物語。
しかし、2学期の席替えで、陽太の席はひまりの斜め後ろに決まる。
授業中、ひまりの揺れるポニーテールと、ノートに走る真剣な横顔に目を奪われていく陽太。一方のひまりも、陽太がふと見せる不器用な優しさや、消しゴムを貸してくれたときの温もりに気づき始め……。
学校という限られた世界の中で、少しずつ距離が縮まっていく、もどかしくて愛おしい16歳の恋の物語。
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