概要
妹の病気の兆候を聞いて、ちょっと嬉しかったんだ。
私には、五つほど離れた妹が一人いる。
母親が違うせいか、昔から似ていないと言われてきた。瞳の形も、背丈も、体つきも、中身なんて種族が違うくらいに。
妹はいつだって綺麗で、完璧。古い家の期待にも、立派に応え続けてきた。
それなのに、本家に入るのは私のほうらしい。
妹が何を考えているのか、私にはもうよくわからない。
だから、妹にも私と同じ病気の兆候が出たと聞いて、ちょっと嬉しかったんだ。
カクヨムコレクション「曇りガラスの向こう側から」四作目。
https://kakuyomu.jp/users/tsuyomasu0418/collections/11054822665038208379
※本作には、家庭内暴力・虐待、性暴力、自傷への言及が含まれます。ご注意ください。
母親が違うせいか、昔から似ていないと言われてきた。瞳の形も、背丈も、体つきも、中身なんて種族が違うくらいに。
妹はいつだって綺麗で、完璧。古い家の期待にも、立派に応え続けてきた。
それなのに、本家に入るのは私のほうらしい。
妹が何を考えているのか、私にはもうよくわからない。
だから、妹にも私と同じ病気の兆候が出たと聞いて、ちょっと嬉しかったんだ。
カクヨムコレクション「曇りガラスの向こう側から」四作目。
https://kakuyomu.jp/users/tsuyomasu0418/collections/11054822665038208379
※本作には、家庭内暴力・虐待、性暴力、自傷への言及が含まれます。ご注意ください。
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