概要
母の残した手紙は、料理のレシピでした。
【KOC2026秋】のお題「手紙」
水島七海は三年前に母を亡くしている。
ある日、妹の佳奈から遺品を整理するようにとのメールが届いた。
そのメールに促され、七海は三年間放置していた母の遺品整理を始めることにする。
妹への劣等感や自分の過去を悔やみながら、七海が母の遺品整理をしていると、母が日記に使っていたB5ノートを見つけた。
日記と言っても、まともに書いてあったのは最初の頁だけで、すぐに七海や妹への思いや感謝、そして自分の死後についての希望が綴られた手紙となっていた。さらに読み進めすると、料理のレシピがひたすら書かれてある。
「手料理のレシピを教えて欲しい」という七海の何気ない言葉を、母は憶えていたのだ。
七海は、小さい頃から好きだったカレーを再現しながら、母の事を思い返す。
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