概要
問題児しかいない研究室が、世界の魔法常識をひっくり返す。
十五歳の《魔法覚醒の儀》でレインが授かったのは、《波魔法》。
炎も出せない。雷も落とせない。
ただ弱い波を起こすだけ。
判定――Fランク。
実際、初めて撃った波の威力はたったの「2」だった。
だが、前世で普通の日本の高校生だったレインには、一つだけ引っかかることがあった。
「……威力2なのに、なんでこんなに魔力が減ってるんだ?」
弱いんじゃない。
力が広がって、散っているだけなんじゃないか?
試しに波を一点へ集めてみる。
――バキッ。
さっきまで揺らすことしかできなかった木板が、真っ二つになった。
「……これ、本当にFランクか?」
波は反射する。
重なれば強くなる。
障害物の裏へ回り込む。
同じ揺れを与え続ければ、硬い物さえ壊せる。
公式なんて覚えていない。
現象の
炎も出せない。雷も落とせない。
ただ弱い波を起こすだけ。
判定――Fランク。
実際、初めて撃った波の威力はたったの「2」だった。
だが、前世で普通の日本の高校生だったレインには、一つだけ引っかかることがあった。
「……威力2なのに、なんでこんなに魔力が減ってるんだ?」
弱いんじゃない。
力が広がって、散っているだけなんじゃないか?
試しに波を一点へ集めてみる。
――バキッ。
さっきまで揺らすことしかできなかった木板が、真っ二つになった。
「……これ、本当にFランクか?」
波は反射する。
重なれば強くなる。
障害物の裏へ回り込む。
同じ揺れを与え続ければ、硬い物さえ壊せる。
公式なんて覚えていない。
現象の
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