概要
カノープスはちらっとシリウスを仰いだ。不自然なことに嫉妬は消えていた。
柴田恭太朗様の自主企画【三題噺 #165】「布」「学」「倉庫」に参加させていただきます。またバカ話です。
全天で二番目に明るい星、カノープス。
その輝きに誇りを持つ彼が、シリウスやデネブに負けじと意地を張る。
宇宙規模のプライドをかけた、カノープスのちょっと可笑しくて愛しい奮闘記。
全天で二番目に明るい星、カノープス。
その輝きに誇りを持つ彼が、シリウスやデネブに負けじと意地を張る。
宇宙規模のプライドをかけた、カノープスのちょっと可笑しくて愛しい奮闘記。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!誰かにとっては、一番だ。
こういう天文学的な知識がきらりと光るお話、いいですねぇ。
カノープス、名前だけは知っていましたが、全天で二番目に明るい星なんですね。
成程二番……なんだか腑に落ちるものがあります。
そしてこのカノープス君が本当に人間臭い!
人間なんていう短命種族の評価なんか気にしなくてもいいのに、一喜一憂しては悔しがったり、空回ったり。
更には他の天体にも嫉妬したり、引け目を感じて卑屈になったり。
文字通り天体規模にデカいのに、等身大の親近感を感じずにはいられません。
そんな二番目に甘んじ、卑屈を感じていたカノープス君にも、最後にちょっといいことが。
最後に少しほろりといい話を感じさせる、良作でした。
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