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概要
追伸が本文より長い手紙に、三年間、返事が来ていました。
「姉でしょう、書いてあげなさい」。筆不精の妹に代わって、北の砦にいる婚約者・辺境伯クラウスへの手紙を書くことになった伯爵家の長女リーゼ。前世は他人の名前で文書を書き続けた会社員で、余白が残ると追伸を書かずにいられない。なぜか辺境伯の返事には毎回「追伸へのお返事」と見出しのついた長い続きがあり、三年のうちにリーゼはそれを待つようになってしまう。これは妹の婚約者だ。最後の一通を追伸なしで出した二十日後、辺境伯が予定より早く帰ってきた。
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