概要
……揺れる。世界が揺れる。
台風の前日、売れない物書きの秀人は、「血の付いた麻縄」が実家の納屋で見つかったと聞かされる。それを見た幼なじみの香織はその日以来、逆川の畔で首桶を運ぶ不気味な侍行列に襲われる悪夢に怯えていた。実家へ戻った秀人は、突然訪れた古物商が納屋から見つけたという経緯を知る。翌日、秀人が目にしたそれは平将門の首実検を想起させるものだった。掛川市の歴史を元に作成した幻想怪奇小説。
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