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概要
何にでも点数をつけていた僕らは、二千年前の言葉で恋を知る。
人生で一度も、採点基準のないテストを受けたことがない。
偏差値で大学を選び、時間割の空白すら減点対象だと怯えていた法学部一年・大槻拓。
穴埋めで履修した金曜五限「古典講読」のシラバスには、たった一行、こう書かれていた。
――『受講生へのメッセージ:採点基準は、教えません』
教室に現れたのは、講義開始の四分前から勝手に喋り始め、すぐに話が戻ってこなくなる月見里(やまなし)先生。
そしてその教室には、なぜか奇妙な「数える人たち」が集まっていた。
・何にでも点数をつけてしまう僕(大槻)
・迷うのが怖くて全てを一分で決める隣の席の女子(林瀬)
・人の時間をすべて時給千百五十円で換算する喫茶店のバイト(戸倉)
・店の★評価と口コミに人生の選択を委ねる女子大生(柚木)
・脱線の回数と秒数をストップ
偏差値で大学を選び、時間割の空白すら減点対象だと怯えていた法学部一年・大槻拓。
穴埋めで履修した金曜五限「古典講読」のシラバスには、たった一行、こう書かれていた。
――『受講生へのメッセージ:採点基準は、教えません』
教室に現れたのは、講義開始の四分前から勝手に喋り始め、すぐに話が戻ってこなくなる月見里(やまなし)先生。
そしてその教室には、なぜか奇妙な「数える人たち」が集まっていた。
・何にでも点数をつけてしまう僕(大槻)
・迷うのが怖くて全てを一分で決める隣の席の女子(林瀬)
・人の時間をすべて時給千百五十円で換算する喫茶店のバイト(戸倉)
・店の★評価と口コミに人生の選択を委ねる女子大生(柚木)
・脱線の回数と秒数をストップ
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