概要
好きな女の子は、一日に一分しか存在しない。
毎日17時59分からの、たった一分間。
佐倉澪は、俺を好きになる。
「悠真、好き」
「はいはい」
「ちゃんと聞いて。あと四十八秒しかないんだから」
17時59分の彼女を、俺は「澪」と呼んでいる。
澪は佐倉として過ごした一日をすべて覚えている。
けれど佐倉は、その一分間を何も覚えていない。
同じ顔。同じ声。同じ身体。
それでも俺にとって、二人は少しずつ違う女の子になっていった。
一分しか存在しない澪に惹かれていく俺。
その一方で、17時59分以外の佐倉もまた、何かを隠している。
そしてある日、澪が言った。
「明日も私がいるって、悠真は普通に思ってるんだなって」
好きな女の子は、一日に一分しか存在しない。
なら、残された千四百三十九分を過ごす彼女は――誰なんだろう。
一分間の恋から始まる、二人で三人の青春恋愛短編。
佐倉澪は、俺を好きになる。
「悠真、好き」
「はいはい」
「ちゃんと聞いて。あと四十八秒しかないんだから」
17時59分の彼女を、俺は「澪」と呼んでいる。
澪は佐倉として過ごした一日をすべて覚えている。
けれど佐倉は、その一分間を何も覚えていない。
同じ顔。同じ声。同じ身体。
それでも俺にとって、二人は少しずつ違う女の子になっていった。
一分しか存在しない澪に惹かれていく俺。
その一方で、17時59分以外の佐倉もまた、何かを隠している。
そしてある日、澪が言った。
「明日も私がいるって、悠真は普通に思ってるんだなって」
好きな女の子は、一日に一分しか存在しない。
なら、残された千四百三十九分を過ごす彼女は――誰なんだろう。
一分間の恋から始まる、二人で三人の青春恋愛短編。