麻帆と琉奈の距離が少しずつ縮まっていく会話が自然で読みやすく、その空気感の中に紗奈失踪の不穏さが静かに混ざっていく構成がとても良かったです。
匿名掲示板風のホラー小説という新鮮な内容に惹かれました。通常の小説では基本的に明記する「登場人物」自体が「匿名」であるため、誰が本物で何が正しいのか、その全てを疑心暗鬼で見極めながら紐解くホラーの不気味さは格別です。