概要
壊れた皿が少ないのは、誰かが毎晩直していたからです。
王宮食器庫で六年間、割れた陶器を直してきたリゼ。
ところが新しい会計制度では、
「破損した食器が少ない」という理由で修復係そのものが廃止されることになった。
リゼは反対しない。
説明をして、記録を渡して、静かに仕事を終える。
けれど一か月後。
千人規模の王宮晩餐会を前に、食器庫から報告が届く。
必要な皿が、二百七十四枚足りない。
原因は盗難でも横流しでもなかった。
今までリゼが毎晩直していた皿が、
ただ「直らなくなった」だけだった。
これは、目立たなかった仕事の値段が数字になって初めて見える話。
王宮食器庫×陶器修復×お仕事×じれじれ恋愛。
一話完結の異世界お仕事恋愛短編です。
ところが新しい会計制度では、
「破損した食器が少ない」という理由で修復係そのものが廃止されることになった。
リゼは反対しない。
説明をして、記録を渡して、静かに仕事を終える。
けれど一か月後。
千人規模の王宮晩餐会を前に、食器庫から報告が届く。
必要な皿が、二百七十四枚足りない。
原因は盗難でも横流しでもなかった。
今までリゼが毎晩直していた皿が、
ただ「直らなくなった」だけだった。
これは、目立たなかった仕事の値段が数字になって初めて見える話。
王宮食器庫×陶器修復×お仕事×じれじれ恋愛。
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