概要
祖国は壊れていなかった。門が、内から開いただけだった。
聖歴百五十七年、秋。ロアーヌ帝国の帝都が落ちた。
諸侯を束ねたクラウス・ザーリアが帝位に就き、先帝ネロの一族は滅ぼされる。
ただ一人、側妃の子である七歳の末の皇子ロイドだけが、父の家臣たちに守られて東へ逃れた。
彼を迎えたのは、東部の諸侯だった。彼らに要ったのは、東をひとつにまとめる旗である。
十年後。十七歳になったロイドは、自らの口で、逆賊を討つと誓う。
三家の当主が策を組み、諸侯が「逆賊を誅伐すべし」と声を揃える。
大義は本物で、勝算もあった。誰も嘘はついていない。誰も間違えていない。
亡国の皇子が祖国奪還を目指す王道の物語を、旗を担ぐ側の帳簿から描く架空戦記。
(ナーロッパ戦記シリーズ第一作/全64話・約12万字/完結まで執筆済み)
諸侯を束ねたクラウス・ザーリアが帝位に就き、先帝ネロの一族は滅ぼされる。
ただ一人、側妃の子である七歳の末の皇子ロイドだけが、父の家臣たちに守られて東へ逃れた。
彼を迎えたのは、東部の諸侯だった。彼らに要ったのは、東をひとつにまとめる旗である。
十年後。十七歳になったロイドは、自らの口で、逆賊を討つと誓う。
三家の当主が策を組み、諸侯が「逆賊を誅伐すべし」と声を揃える。
大義は本物で、勝算もあった。誰も嘘はついていない。誰も間違えていない。
亡国の皇子が祖国奪還を目指す王道の物語を、旗を担ぐ側の帳簿から描く架空戦記。
(ナーロッパ戦記シリーズ第一作/全64話・約12万字/完結まで執筆済み)
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