概要
「俺へ。思い出すな」――記憶をなくした最強魔導師の、休暇が始まる。
目を覚ますと、森の奥の石室にいた。名前は「レイ」。覚えているのは、それだけだった。
ポケットには、見覚えのある字で書かれた焼け焦げた手紙が一枚。
「俺へ。思い出すな」
ステータスを開けば、全魔法適性、全スキルLvMAX。ただし【休息 Lv1】。
どうやら前の俺は、休み方を知らない働き者だったらしい。
うっかり初級魔法で山を削り、盗賊団を指一本で縛り上げ、罠にかかった銀色の子狐「シラタマ」を拾い、借金のかたに決闘を迫られていた没落騎士の娘リリアを助けた。
森の廃屋を直して、畑を耕して、露天風呂を作って、もふもふを吸う。ごはんを作って、みんなで食べる。それだけで、休息スキルがちょっとずつ上がっていく。
――なのに、行く先々で耳にする百年前の伝説「灰の賢者」の話が、なぜか他人事に思えない
ポケットには、見覚えのある字で書かれた焼け焦げた手紙が一枚。
「俺へ。思い出すな」
ステータスを開けば、全魔法適性、全スキルLvMAX。ただし【休息 Lv1】。
どうやら前の俺は、休み方を知らない働き者だったらしい。
うっかり初級魔法で山を削り、盗賊団を指一本で縛り上げ、罠にかかった銀色の子狐「シラタマ」を拾い、借金のかたに決闘を迫られていた没落騎士の娘リリアを助けた。
森の廃屋を直して、畑を耕して、露天風呂を作って、もふもふを吸う。ごはんを作って、みんなで食べる。それだけで、休息スキルがちょっとずつ上がっていく。
――なのに、行く先々で耳にする百年前の伝説「灰の賢者」の話が、なぜか他人事に思えない
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?