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概要
定年後、初めて作った名刺には、肩書きを入れなかった。
四十二年間勤めた会社を定年退職した門脇隆志。
翌日から、名刺も役職もなくなった。
そんな彼が商店街で見つけた、小さな名刺屋。
店主に勧められたのは「肩書きを空欄にした名刺」だった。
名刺を渡した相手に、その空欄を埋めてもらう。
最初は馬鹿馬鹿しいと思っていた隆志だったが――。
翌日から、名刺も役職もなくなった。
そんな彼が商店街で見つけた、小さな名刺屋。
店主に勧められたのは「肩書きを空欄にした名刺」だった。
名刺を渡した相手に、その空欄を埋めてもらう。
最初は馬鹿馬鹿しいと思っていた隆志だったが――。
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