概要
籠城する中で葛藤する兄弟の物語
味方の裏切りによって戦は瓦解し、原田家は居城・三津城での籠城を強いられる。病に伏す父に代わり城代となった兄・忠守は、皆の命を守るため冷静な判断を下し続ける。一方、弟・武直は敵に降ることを恥とし、徹底抗戦を訴え続けていた。しかし飢えと絶望が城内を蝕み、忠臣たちが次々と命を落としていく中で、武直の心にも次第に迷いが生まれていく。それぞれの信念を貫こうとした兄弟に訪れる、あまりに皮肉な結末とは――。戦国の世を舞台に、忠義と生きることの意味を問う、兄弟の物語。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?