概要
塩が、切れた。
塩が、切れた。
異世界に召喚されてから二十年。人と話すのが怖くて魔の森に逃げ込んだわたしは、魔物を狩って食べるだけの生活を続けていた。
気づけば魔物はわたしを見ると逃げ出すようになり、見た目は十一歳のまま歳を取らなくなり、世間では「触れた者は消し飛ぶ」と恐れられているらしい。
——でも、わたし、二十年間ひとりも殺していないんです。
塩を買いに二十年ぶりに森を出たら、同級生は三十歳を過ぎていて、国を興していたり、冒険者になっていたり、もう墓の下にいたりした。
これは、大陸最強のコミュ症が、美味しいごはんのために世界を巻き込んでいく話。
異世界に召喚されてから二十年。人と話すのが怖くて魔の森に逃げ込んだわたしは、魔物を狩って食べるだけの生活を続けていた。
気づけば魔物はわたしを見ると逃げ出すようになり、見た目は十一歳のまま歳を取らなくなり、世間では「触れた者は消し飛ぶ」と恐れられているらしい。
——でも、わたし、二十年間ひとりも殺していないんです。
塩を買いに二十年ぶりに森を出たら、同級生は三十歳を過ぎていて、国を興していたり、冒険者になっていたり、もう墓の下にいたりした。
これは、大陸最強のコミュ症が、美味しいごはんのために世界を巻き込んでいく話。