概要
その弔辞、本人から訂正させていただきます。
「私とゼルマが夫婦となることこそ、フェンナへの何よりの供養と信じております」
事故で行方不明になって十二日。
ようやく生きて帰ったわたくしを待っていたのは、自分の葬儀と、婚約者の新しい結婚話だった。
しかも、それを望んだのは、亡くなったわたくしだという。
――そんなこと、一度も言っておりませんけれど。
言い返そうとしたわたくしが見つけたのは、最後列で涙を流す公爵様。
会えば口喧嘩ばかりしていたあの人が、泥だらけになって、わたくしを捜してくれていた。
勝手な「遺志」は、本人から訂正を。
言いそびれていた恋の話は、生きて帰ったわたくしに。
一話完結の異世界恋愛短編。ハッピーエンドです。
事故で行方不明になって十二日。
ようやく生きて帰ったわたくしを待っていたのは、自分の葬儀と、婚約者の新しい結婚話だった。
しかも、それを望んだのは、亡くなったわたくしだという。
――そんなこと、一度も言っておりませんけれど。
言い返そうとしたわたくしが見つけたのは、最後列で涙を流す公爵様。
会えば口喧嘩ばかりしていたあの人が、泥だらけになって、わたくしを捜してくれていた。
勝手な「遺志」は、本人から訂正を。
言いそびれていた恋の話は、生きて帰ったわたくしに。
一話完結の異世界恋愛短編。ハッピーエンドです。
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