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概要
囚われて思い返すのは貴方の事…そして…
王太子の婚約者となったルナリスの前に両親が『遺書を書け』『姉の為に死ね』と羊皮紙を叩きつけた。足掻こうにも、出来そうな事が何もないまま、ルナリスは小窓から見える城の輪郭を見ながら考える。これまでの事、これからの事…。囚われの身となったルナリスが死を強要される理由とは…姉の為とは……夫となった王太子は何をしているのか…愚かで浅ましい人達の思惑が錯綜する事で砕かれた幸せは取り戻せるのだろうか…。
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