こんにちは。水涸木犀です🌾
近況ノートでちょこちょこ書いていましたが、
私はこの夏を「ナツガタリ作者ルート」に捧げるつもりで活動しておりました。
少し時間が空いてしまいましたが、下記に9/15時点での進捗状況(推定)を記します。
◆執筆ミッション【100point】
・りぼん×ボカコレ=1作執筆(50point)
・恋愛小説大賞=1作執筆(50point)
◆投稿作コンプリート【100point】
・りぼん×ボカコレ
・恋愛小説大賞
・学園ホラー・ミステリー
・短歌賞
◆カクヨム短歌部門応募【45point】
・10首部門【30point】
・1首部門【15point】
◆レビュー&レビュコメ【40point】
・短歌部門1作【レビュー5point+レビュコメ15point】
・学園ミステリー1作【レビュー5point+レビュコメ15point】
◆作者フォロー【5point】
・1名
◆累計=【290point】
今回のミッションで、私が一番懸念していたのが「レビュコメを書きすぎると、作者ルートではなく読者ルートに入ってしまう」という点でした。元々私は頻繁にレビュコメを書くひとではないですが、りぼん×ボカコレを書き上げるまではずっと読者ルートの順位らしき通知が来ていたのでひやひやしていました(「図書カードが確実にもらえるまであと少し!」 という内容でした💦)。
ブックカバーは二枚持っているので、今回は、トリさんマスコットが、欲しいのです……!
というわけで、ヨム活&レビュコメ投稿よりも執筆を優先させた結果、上記の進捗となりました✒
「作者ルート」ですので、ナツガタリに応募した作品を以下に紹介します🎐
◆カクヨム短歌一首部門
『ゆるキャラがいる日常』<新作>
――真っ黒な スーツのおしりにひゃっはー!と 顔出す妖精 六時のホーム
https://kakuyomu.jp/works/16818792436210392248 ゆるキャラをモチーフにして詠んだ短歌を、三首応募しました。作品中では具体的なキャラ名を書いていないので、キャラ当てクイズの要素も含まれています(おそらくキャッチコピーにした一首目は簡単ですが)。
短歌は勉強をはじめたばかりの身ですので、「短歌として評価される作品」というよりも「万人が楽しめる作品」にすることを目指しました。目論見通り、楽しかったとおっしゃってくださる方が複数名おり嬉しかったです✨
ちなみに、三首目のゆるキャラがわからない、という声が多く意外でした👀 市民権を得ていたのは私の周囲だけだったようです……かわいいのでこれを機に覚えて帰ってください←
それぞれの首の解説を近況ノートに載せていますので、よろしければこちらもご覧ください(ゆるキャラの名前が明記されているため、答え合わせにもどうぞ)!
https://kakuyomu.jp/users/yuno_05/news/16818792436388564745◆カクヨム短歌十首部門
『しまなみ海道・尾道の旅』<新作>
――大橋の真ん中二輪で駆け抜ける高揚二割に畏れが八割
https://kakuyomu.jp/works/16818792437016630442 タイトルの通り、私がしまなみ海道・尾道へ旅行へ訪れた際の出来事を詠んだ十首連作です。短歌の入門書をいくつか読み、一首部門よりもちょっと真面目に作りました。読み返すと、旅行中に何があったのかを容易に思い出すことができるので、今後も旅に出た際は短歌を作ろうかなと思った次第です。もし中間選考を突破した場合、広島&宮島の旅行詠を出す予定でおります(なぜか旅行詠縛り)。
ちなみに私のお気に入りの首は、キャッチコピーにしている二首目と、尾道で詠んだ十首目です✨
◆りぼん×ボカコレ
『しらさぎのまちの守り手』<新作>
――わたしは、ナツメくんとこのまちを守りたい。
https://kakuyomu.jp/works/16818792437837322714テーマ:【閉鎖都市】×学園ストーリー
高い壁に囲まれた閉鎖都市、「しらさぎのまち」に住む十歳の少女ミカンが、壁の外からやってきた少年ナツメくんに興味をもつことではじまるボーイミーツガール風味のSFです。
ナツガタリミッションの存在を知るまで、りぼん×ボカコレに参加するつもりはなかったのですがトリ様がもらえる可能性があると知り急いで構想を練りました。おそらく構想から執筆まで、私が今までカクヨムに出した中~長編の中で最も短期間で仕上げています。
りぼんは懐の深い児童誌、というイメージがあるので(サイトを見に行きましたがやはりジャンルの幅が相当広かったです)、逆に何を書けばいいのかわからず悩みました。そこでふっと思いついた、「郵便屋さんの男の子と、彼の仕事に興味を持つ女の子」というアイデアから派生して今の形になりました。最初のアイデアがどこに行ったんだというくらい、シリアスな作品になっています。どうしてこうなった。
ジャンル設定も悩みましたが、未来の地球を想定して書いたのでSFにしました。SFっぽい要素は自動運転車、フレトロと恐竜もどきくらいですが、今の都市形態ができるまでの間に大きな戦争があったことをにおわせる描写を入れています。
シリアスな背景はありつつも、大人と子どもが協力し合い、たくましく前を向いて生きていくさまを書きたかったのでその目的は達成できたかなと考えています。編集部の眼鏡にかなうかは、また別のお話です👓
◆カクヨム恋愛小説大賞
『星座オタクの元OL、宇宙が身近な異世界で新たな星座を作ります!』<新作>
――もふもふ系幼なじみや鉱石族の少年と過ごす、のんびり星空観察ライフ
https://kakuyomu.jp/works/16818792438744841724部門:大人の異世界スローライフ部門
りぼん×ボカコレ応募作を執筆しながら裏でプロットを練るという、かなり巻きの進行で作成しました。こちらも字数は四万字ちょっととはいえ、八月に入ってから構想に入ったので短期間製作となっております。
さすがに時間が無さすぎる&大人の女性向け異世界ファンタジーを今まで書いたことがなかったので、構想段階でGeminiさんに手伝ってもらいました。GA大賞の要綱に則り、プロンプトの提出を求められた場合にも用意できるよう、本作に使ったやりとりは全て一スレッドにおさめています。
Geminiさんが教えてくれた「大人の女性向けの異世界スローライフで人気の要素」を見て、思いついたアイデアが成立しそうか見てもらったところ、行けそうと言われたのでその路線で書く運びとなりました。その時のやり取りがこちらです。
私:
家は貧しくてお金が無くて、物理の勉強も苦手。それらを理由に宇宙飛行士になるのを諦め、代わりに星座オタクのOLになった主人公。彼女がそんな過去を宇宙の真ん中で生活している感じの異世界で思い出し、星座の概念を異世界に広める、という異世界スローライフもののあらすじは成立しそうですか?
Geminiさん:
はい、そのあらすじは十分に成立すると思います。いくつかの魅力的な要素が含まれており、読者の興味を引きやすいでしょう。(……以下成立すると思われる理由などが列挙される……)
この後何度かアイデアの壁打ちを経て、主人公の設定やあらすじは少々変化しましたが「日本で星座オタクのOLだった主人公が、宇宙都市で記憶を取り戻し未開の惑星で星座を作る」という話の大筋を組み立てて書きあがったのが本作です。
これまで小説執筆の際に、生成AIとどう付き合っていくのがベターなのかを色々と試行錯誤していたのですが、今回でひとつの解が見えたような気がしています。「自分であまり書いたことがないが、web小説界隈ではメジャーなジャンル」のアイデアを詰めるには、結構役に立つと感じました。
限りなくSFに近い異世界ファンタジーと相成りましたが、何よりも楽しく書けたことがよかったです。
◆学園ホラー・ミステリー[旧作]
『花萎む家』
――呪われた家の美少女に、恋をした。
https://kakuyomu.jp/works/16817330650073327082 ナツガタリ唯一の旧作での応募です。新作を書くのであれば長編未執筆の「ミステリー」で行きたかったのですが、一か月弱の構想&執筆期間でミステリーに着手するのは無理だ、と思い取りやめました。来年できたら……いいなぁ(願望)。
本作は一応学生主人公で、中学校で結成したオカルト部メンバーで「家の呪い」に立ち向かう物語なのでぎりぎり「学園ホラー」に入れても怒られないかな、と思ったのですが「学園を舞台にした」という条件に合致するか微妙なところです。
こういった要綱に合うか微妙な作品を取り急ぎで投下するのを避けるために、やはりいろいろなジャンルの作品を手元に用意しておくことは大事ですね。先ずの目標はミステリーの執筆……がんばります。
上記のように、旧作も交えつつ5/6は新作でなんとか走り切ることができました。自分なりにできることはやれたと思います。あとは天命を待つのみ。カクヨムさん、トリさんをよろしくお願いしまーす🐣