雪染衛門

去年末はさも本命の浮夜絵師たちのお話を更新していくような空気を出しつつ、裏では桃太郎ネタの1000文字短編を連載しようかと若干書き出していたのですが、そんななか実家に帰省して興味本位で自室の学習机を漁ってみたところ、小学生～高校生の間に執筆していた黒歴史が出るわ出るわで変な汗をかいておりました。

中学時代は特に悲恋を書くのにハマってたみたいで、とんでもない死に方をしていくカップルに度肝を抜かれる正月を過ごしました。

そんなこんなで、恥ずかしくて殆ど読み切ることのできなかった作品たちの中から少しだけ持ち帰り、この度清書に至りました。

この作品のベースは、私が少年漫画誌を夢見ていた17歳の時に小説版として執筆したものです。当時と比べて少しは成長してるかなと振り返りながら、過去の想いを汲みつつ、今回の形に仕上げていったこのひと時がかけがえのないものになりました。


そんなこんなで想像していた以上に時間がかかってしまい、気付いたら二月の一歩手前で……。
取り急ぎ、一月中に完結できたことをまず喜ぶことにします。

せっかくあった時間を短編に投じてしまったので、本命の長編は今春くらいからボチボチ再開するかもしれません。別作品書いて、自分磨きをしているかもしれません。

基本的に誰かにひっぱ叩かれないとその瞬間瞬間にやりたいことをする自由人なので、〆切がないこの環境……よりあっちこっちしてるかもしれません。

そんなこんなで、新年のあいさつが遅れましたが、今年もよろしくお願い致します。