贖罪と小説と日常ー

まず初めに、読者の皆さまに心の底から深くお詫び申し上げます。前回の近況ノートでは、無期限休止について「9月末まで」と明確にお伝えしておりましたが、私自身の状況、日常生活の中での時間の余裕、体調の回復具合、そして精神的な集中力の有無など、あらゆる面を改めて慎重に考え直した結果、無期限休止を9月末に実行することは現実的ではないと判断いたしました。その結果、最終的には2025年12月31日まで執筆を続けるという決断に至りました。
そのため、読者の皆さまには、当初お伝えした予定と異なる結果になってしまったことにより、多大なる混乱を招き、期待を裏切る形となってしまったことを、心より深くお詫び申し上げます。私自身の管理不足、計画の甘さ、そして説明の不十分さが、このような状況を招いてしまったことに関して、深い反省の念を抱いております。特に、皆さまが楽しみにしてくださっている作品や進行状況に関して、予告と現実に齟齬が生じてしまったことは、作者として最も避けるべきことであり、言葉では言い表せないほど申し訳ない気持ちでいっぱいです。
この三日間の執筆休止に関してもご報告いたします。これは決して怠慢や意図的なものではなく、完全に体調不良によるものであり、しかも非常に影響が大きかったものでした。
初日は、寒気が強く体全体がだるく、動くことさえ困難な状況でした。布団に横になりながら、自分自身に「今日は無理をせず、体を休めることを最優先にしよう」と言い聞かせました。机の前に座ることも試みましたが、頭が重く、視界がぼやけ、キーボードに手を置くことさえ困難でした。二日目には、わずかに体調は回復したものの、集中力は依然として断続的で、少し文章を書いては頭が重くなり、何度も休憩を取らざるを得ませんでした。この日は、少しだけ執筆ができるかと思い試みましたが、数行書くたびに疲労感が増し、最終的には布団に戻り横にならざるを得ませんでした。そして三日目には、体調はほぼ回復していたものの、まだ完全ではなく、長時間座って集中することは困難でした。無理に書くことで体調を崩すことを避け、休息と体力回復を優先する判断をしました。この三日間を通して、創作活動において体調管理がいかに重要であるか、そして無理をせず休むことの価値と必要性を痛感しました。

次に、八咫烏小説についてご報告いたします。朱月については、読者の皆さまに引き続き引き込むことが難しい可能性が高く、具体的な理由はまだ完全には明確になっておりません。八咫烏の物語は、私が長い時間をかけて構築してきたテーマ「更生の物語」として、アンチキャラクターや対立する存在を変化させ、成長させていく過程を描くことに重きを置いています。文章を書く際には、一つ一つの表現、キャラクターの心理描写、状況描写、そして読者が感じる感情の揺れを非常に丁寧に意識し、最低でも2時間以上は集中して執筆にあたることを習慣としておりました。そして、慎重に考えた結果、明日をもって八咫烏小説は最後の執筆となる可能性が非常に高いことをご報告せざるを得ません。これは私自身の完全な判断であり、読者の皆さまに混乱や驚きを招く結果となることを、心より深くお詫び申し上げます。私の独断によって物語を締める形となり、説明が不足していたために誤解や不満を生む結果となったことは、非常に心苦しく、深く反省しております。

創作活動には、暗いテーマや重い感情だけでなく、明るく楽しい側面も存在します。現在進行中のポーランドボール小説に関しては、キャラクター同士のユーモア、世界観の面白さ、シュールな展開を追求しており、読者の皆さまに笑顔や楽しさを届けることを主眼に置いています。また、恋愛小説については、二つの作品を並行して進行しており、キャラクター同士の関係性、心の揺れ、細やかな感情表現に特に注力しています。読む人が温かさや安心感、心の触れ合いを感じられるように、細部にわたり丁寧に描写しています。

一方で、ヤンデレ小説については、書くたびに心が痛む瞬間が多く、思わず胸が締め付けられる感覚を何度も経験しました。キャラクターの複雑な感情に寄り添うほどに、自分自身もその感情の揺れを深く感じ、文章を書きながら苦しさを覚えることも少なくありませんでした。物語の結末は最終的にハッピーエンドで締めくくることにしましたが、当初はバッドエンドにしたいと強く考えていたこともあります。しかし、読者のこと、そして自分自身の精神的な負荷を考慮し、ハッピーエンドに変更することで、苦しい感情も救われる形で完結させる判断をしました。
ここで、私がこれまで考え、実感したことを整理いたします。創作とは、単に文章を書き、キャラクターを動かす行為だけではなく、作者自身の感情、体調、生活環境、読者への配慮、そして精神的な余裕など、あらゆる要素が絡み合う極めて複雑で多層的な行為であるということです。体調が崩れれば思うように書けず、疲労が重なれば集中力も持続しません。作品を締める判断は作者自身にしかできませんが、それと同時に、読者への思いやり、期待への配慮を忘れてはいけません。明るい物語も暗い物語も、キャラクターや物語に真摯に向き合う時間は非常に尊く、書き終えた後に得られる達成感や学びは計り知れません。だからこそ、無理はせず、しかし誠実に、可能な限り正直に読者に状況を報告しながら、創作活動を継続するべきであると改めて強く感じています。
さらに最近の出来事として、

私は8月23日から『ジョジョの奇妙な冒険』に熱中しており、第1部から視聴を開始しました。

ジョジョを鑑賞する中で、キャラクターの個性の表現方法、物語の進め方、演出の工夫、緊張感の作り方、場面転換のテンポなど、多くの学びと刺激を受けています。特にBLOODY STREAMという曲は、作品の世界観や雰囲気をより深く感じさせ、物語を楽しむ上で大きな役割を果たしており、創作のインスピレーションとしても非常に有益です。これらの学びを、今後の作品作りにも積極的に取り入れていくつもりです。
この三日間の休止、八咫烏小説の最終回の可能性、ポーランドボール小説・恋愛小説・ヤンデレ小説の進行状況、そしてジョジョから得た多くの刺激――これらすべては、私にとって創作活動の一部であり、人生経験の一部でもあります。これらの経験を通して得た学びを、今後の執筆活動に活かし、2025年12月31日までの間、無理せず、しかし着実に物語を進め、読者の皆さまに楽しんでいただける作品作りに全力を尽くす所存です。

最後に、読者の皆さまには改めて深く感謝申し上げます。そして、無期限休止の説明不足や、八咫烏小説の終了判断によって混乱や不安を招いてしまったことについて、心からお詫び申し上げます。私自身、誤りを重ね、皆さまにご迷惑をおかけしたことを深く反省しております。明日からも少しずつ、誠実に、しかし楽しみながら創作に向き合い、読者の皆さまに笑顔や感動、驚き、そして心の温かさを届けることができるよう、全力を尽くしてまいります。

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