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20241230

 何もかも健全な人にしかない残酷さって、あると思う。
「あの人よく分からないし、気持ち悪いね。関わらない方がいいよ」「ああいうのってほんとにいるんだ。ヤバ」と罪悪感もなく他人を一時の話のネタとして消費する残酷さ。そういう人は理解できないものを一生理解しなくても怒られないし何の問題もない。普通の人間だから。自分の感性が変かもしれないと少しも思わず、気持ち悪いものを気持ち悪いと誰かに言って、笑い合える。

「キミが死ぬだけの異世界奇譚」はそんな普通の人間が読むのには多分、向いていない。1話で「なんか分かんないけど暗い話? やめとこ」ってなるから。
 だけど、私はそんな人にこそ読んで欲しいと思っている。主人公の冬雪みたいな人が読んでも、きっと冬雪に共感して、世界を少し好きになるか嫌いになって終わりだから。

 公開しているのは17話までだけど、下書きは37話まであります。最後まで書けたら毎日1話ずつ公開していきます。私は基本的に、自分の書いた話が読まれるかどうかに興味はありません。だけどこの話はそうではないのです。冬雪の代わりに、人生最期に伝えたいことを全部詰め込みましたから。
 これは世界で一番鮮やかで、軽やかで、残酷な異世界旅行の話。

https://kakuyomu.jp/works/16817330657884164891

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