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これはバナナなんです、ふふ。まさかと思うでしょう?でもバナナなんです的なお話と宣伝とトマト

長編を書く才能がほしいなと、つくづく思う今日このごろです。

これはたぶん、考え方とかそういうのじゃなく、そもそもの見えてる幅、視野角が違う気がするんですよね。

例えば、道端にバナナがあるとして。そのバナナに気づくかどうかってとても重要じゃないですか。
気付いただけで、その後の行動にいくつのルートが現れるのかと。
そして、その中から取捨選択出来るってなると、それはもう道を歩いてるだけで世界観の密度が違うよなぁと。そう思うわけです。

じゃあ世界観の密度って、情報量の多さなのかと言うと、それもまた違うと思うんですよ。

動きの描写とか特にそうですよね。事細かに1から10まで描写すると、確かに情報量は多いってことになりますけれど。

例えば、

マリー・アントワネットは、右手に持ったバーコードスキャナーを高々と掲げ、一気に振り下ろした。

こう書くだけで、特に読書慣れしてる方は、手の動きだけでなく、勝手になんとなく体全体の動きや体勢なんかも脳が補完してくれるじゃないですか。

ドレスに赤い液体が飛び散ったって書くと、自動的にドレスのどこら辺にどんな感じでって言うふうに(安心して下さい。トマトです)。

なので、描写量、情報量じゃなく、いかに相手の脳に補完させるか。
これがですね、個人的には世界観の密度の正体だと思っています。
つまり『ファミチキください』、「こいつ、俺の脳内に直接?!」はある意味、真理だったと(それは違う)。

ちゃんと例えると、カードゲームですよね。相手の手札を想像したり、どのカードを切るか、切らないか。

じゃあアナタ出来ていますか?と言われると、ハハッ!て感じですけれどね。

というわけで、脳内に直接じゃなく、耳元でわーわー言っくるような作品たち。

霞斬館日録
https://kakuyomu.jp/works/16818792435673818037/episodes/16818792435675032110

大正ギャル革命
https://kakuyomu.jp/works/16818792435830813596/episodes/16818792435831481599

暴走系殺戮少女が街を壊すので、ハッカーと殺し屋でなんとかします。
https://kakuyomu.jp/works/16818792435974456072/episodes/16818792436432020835

ムジカは五十音の夢をみる
https://kakuyomu.jp/works/16818792435855552341/episodes/16818792435856342595


もしよかったら、箸休めにいかがでしょうか?
ハハッ!

2件のコメント

  • 麦茶さんは落語家さんですか?

    ペンネームもそれっぽいし、近況ノートもそれっぽいし読んでて面白いですね\(^o^)/
  • ありがとうございます。お笑い好きではありますが、全くのド素人ですねw 実はちょっとリズムを意識しているところはあるので、そう言っていただけるのは嬉しいですね~✨

    照れやら何やらを隠すために、アレやコレやとまき散らして誤魔化そうとしているので、中身はないですが、少しでも楽しんでいただけたなら、良かったです!

     
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