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論的なナニカ〜宣伝を添えて〜

良くある語り口ですけど、物書きって2種類のタイプがいると思うんですよね。

作家タイプか編集者タイプか。
で、その時々で使い分けるタイプか(2種類じゃないんかいっ)。

編集者タイプの人にとっての創作って、例えばそれは、ため息のようなものだと思うんですよね。特に理由もなく訳もなく思いついて、思いついちゃったから書いて。

自分の場合は、設定だったり、セリフだったり、キャラだったり。ボフっと思いついた瞬間に一気に走り出します。始まりから何となくの終わりまでバーっと。あぁ、そうそう。そんなこともあったね〜ぐらいの緩さで。

で、ここからが難関。頭の中にあるうちはいいんです。ただそれを書き出そうとした瞬間に、キャラたちが蠢き出すわけですね。「そんなことは言わない」、「そんなことはしない」、「その受け取り方は違う。私はこう思ってる」などなど。まあ、好き勝手に言われたい放題なわけです。

なので、いちいちお伺いを立てます。

「ここにこういう場面を追加したら面白いんじゃないかなと思うんですが、よろしいでしょうか? あ、ダメですか。分かりました。一旦持ち帰らせていただきます」と。自由がほぼききません。

自分のことなのに、書いててあまりに不憫すぎる。

こういう人が編集者タイプだと思っています。言うなれば、アイデアの下僕。

じゃあ、作家タイプは?って話なんですけど。

己で生み出してる分、自由がきく。っというよりは、自分でレールを引いてくので、道筋が建てられるわけです。ですが、こちらはこちらで、ちょっと角を曲がろうとすると、すぐに魑魅魍魎の如く数限りない生みの苦しみが待ってるわけです。「アハハハ。2時間経っても1文字も打ててないやクソがあああ」っていう。ただ、主人公なので最終的には、俺TUEEEEEEですよ。

で、私自身は、自分のことを編集者寄りのタイプだと思ってます。作家タイプになることもありますが、基本的にアイデア(思いつき)の下僕です。

どうなんでしょうね。他の物書きの方々って。まあ、聞きたいなら近況じゃなくて、創作論で投稿したほうがいいんじゃない?って話ですけどね。まあ、投稿したところでって話でもあるんですけどね(完全なる自虐)。

というわけで。
先日書いたように、ショートショートものを出す為の「ベリショ」を始めました。相も変わらず不定期です。

そして、連載のものも公開しました。もしよろしかったら、楽しんでいただければと思います。

箸休めにいかがでしょうか。

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