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2章 102話、NGカット

 本編がシリアスだったので、ちょっとおふざけに走ったやつです。
 102話のNGカット。とても短いです!



★★★


 春の王が出て行ったのを確認したところで、私は急いで階段を上がりアルトが眠る自室の扉を開けた。

 「アルトぉ。待たせてごめんね~。ママでちゅ…よ……」

 そして動けなくなった。

 生暖かい風が頬を撫でる。部屋の窓が全開だからだ。窓を開けたのは誰?ええ、そうね。わかっているわ。
 窓の真ん前で私のかわいいアルトを、泣き疲れて寝てしまったアルトを抱いているお前が、犯人ね。

 「こんばんは、セ…ぶふっ。でちゅよって…アハハ!」
 「エ、エリアスッ!!殺す!ぶっ殺す!!!」

 

 カーッッットーーー!
 セイラさん!エリアスさんの首しめないで!!幼なじみに赤ちゃん言葉聞かれて恥ずかしかったのはわかったから!ほんとに死んじゃうから!手離して!!


 おわりです。

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