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『老師の背中』ひとまず書き終えました。

老師の年齢設定をどうしようかと悩み悩みの進捗でした。
今回のお話においては、作物の”種”に焦点を当ててみました。

農業に携わる家に嫁いだ私としては、日本の農業のお先真っ暗具合に、危機感どころか、絶望感しか抱けないのです。

それは何故か?
作物を作る”種”のほとんどを、外国資本の会社から購入させられているからです。
市販に販売されている”種”は、一代交配の種なので、購入した”種”で育てた作物から採った”種”を次に蒔いても、芽が出ても成長はしないのです。”実”もなりません。
(ごく稀に結実するものがありますが、継続して年数を経るものは更に少なくなります。)
「お前の国には、種は売らない」と言われてしまえば、もう作物を育てる事ができなくなるのです。
店頭に並ぶ、キャベツやレタスやじゃがいもが、一斉に無くなる事態を想像してみてください。

現在、そんな未来を見越して、日本の固有の野菜の”種”を守ろうと、全国各地で活動している有志の方々がいます。
”種”が無ければ、作物は育ちません。

今の若い方々が、危機感を持って、”種”の大切さにもっと意識を向けて欲しいと願いながら、このお話を書きました。

どうか。自分の国の作物を、守ってください。

3件のコメント

  • 素敵なレビュー、ありがとうございました。

    よろしければ
    僕の『占いましょうか?』で
    何か占わせていただきますよ。
    今後もよろしくおねがいいたします。
    m(_ _)m
  • コメントありがとうございます。

    毎回、作品を面白く拝読させて頂いています。
    『占いましょうか』へのお誘い、ありがとうございます。

    私も生命年数を経て、様々な挫折を味わいまして、『天分個性學』を学び、占いに頼らない人になりました。もっぱら、身内のトキをこっそり見て、壁に優しくぶち当たるように、当たった時に”いつどう行動するか”を”こっそりと”誘導しております。
    実は私も、占える人です。他人を占うと、その方が失敗した時大層恨まれまして、その飛んで来る念に辟易したので、今はしておりません。こんな私ですが、今後ともよろしくお願いします。(笑顔)
  • へー!
    占いをなさるんですね。
    僕は『人に寄り添いたいから』やってるだけですけど。
    恨まれたんですか? それはツライですね。
    『路上占い、あれこれ』も含めて
    今後もよろしくお願いいたします。
    m(_ _)m
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