◎戦争の総括「戦争川柳」
今回も、いろいろ本は読みましたが、川柳にできたのは、
神のため それが転じて 国のため
だけ
ですか。
どうも、この言葉、日本人には馴染みにくい気がしますが、十字軍など宗教戦争を経験した欧米では、この言葉がしっくり来るのだとか。
でも、ここでもやはり分からないのが、一般人も巻き込んだ空爆ですね。いくら今の戦争が、国VS国を超え、国民戦争という範疇で捉えられるからと言っても、撃てば関係のない人が犠牲になることが確実なミサイルを、平気で撃ってしまう風潮だけは、何とかならないかと思ってしまいますね。
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◎高橋フミアキ著「テンプレート式、書ける・読ませる・面白い、超ショート小説の書き方」(総合科学出版)を読んで、イージーに短編執筆
第1章、「書ける・読ませる・面白い」簡単テクニック【葛藤】
ここまで。
「本当なら○○○○したい。しかし、それはできない。何故ならば、○○○○だからだ」
まずは、これですか。例えば、
「本当なら人殺しなどせず、国に帰りたい。しかし、それはできない。何故なら、今、私は軍人で、戦地に派遣された戦闘員だからだ。」
とでも、後先考えず、書いておきますか。
続いては、
「時間は刻々と過ぎていく。私はどうすればいいんだ。○○○○。(主人公の心境)
ですか。
「時間は刻々と過ぎていく。私はどうすればいいんだ。とうとう私の所属する部隊も戦闘の最前線に派遣されることになり、敵に向って現実に、実弾を撃ち込まねばならぬ瞬間が近づいて来た。殺さなければ、殺される、様々に考えを巡らせた末に、私の頭に残ったのは、それだけの言葉だった」
以上。
そして、今回、
「周囲が騒ぎはじめた。〇〇〇〇、(周囲の様子)」
「周囲が騒ぎはじめた。敵は、距離にして十数キロの地点まで迫っていた。ところが、ここに来て、重大な事実が明らかになった。敵は機械化部隊で、歩兵ばかりの我が隊と比べると、火力において各段の差があった。おまけに、戦線を伸ばし過ぎた我が軍は、補給がままならず、弾薬が不足しているどころか、食料も満足に行き渡らない状況に陥っていた。
部隊の中には、栄養不足から体の抵抗力が低下し、現地の風土病に蝕まれる隊員も増えはじめた」
よく分かりませんが、
◎山岡荘八著「太平洋戦争」
を読むと、日本軍の実情がこんな感じに描かれてましたので、それを文にしました。
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◎メディアミックス活動
・星流東子の楽曲
一番は、以下の感じにしてみました。
必要なことだから ちゃんと伝えてほしいんだ
過去においてこの国が 周りに迷惑かけたこと
はっきり教えないと 再び道を外しちゃう
国に騙されたのか 自ら破滅招いたのか
戦争望む人など 今も昔もいない
ちゃんと原因明らかに 明日を生きるために
最低限、入れたいのは、
・戦争反対を叫ぶ人は多いですが、では、実際、どうすれば戦争を回避できたのかを、きちんと説明してくれる人はいない。敢えて言えば、原子爆弾だって、核廃絶を叫ぶ人はいますが、ならば、一体、どうすれば、あの日本に投下された二つの原爆を回避できたのか、を説く人はいない。それで本当に戦争の総括と言えるのか。
という問題。さらに言うなら、
・そうは言っても、敗戦を迎えるまで、政府も、マスコミも、周りの大人たちも、知らなかったとはいえ、負けているのに、その事実を国民に言わなかった。=国民を騙していたのは、事実。ならば、本来、戦争の反省を本当の意味で活かすとすれば、国民にウソをつかない政府、マスコミ、風通しのいい政府、マスコミを作るべきなのに、現実にはそうなっていない。これをどう考えるべきか。
といったものでした。
二番も考えましょう。
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