こんにちは。うっかりすっかり飯田です。
本当にうっかりすっかりなんですけど、ナツガタリって9/1まででしたね……9/8はカクヨム甲子園の方でした。カクヨム甲子園自体ナツガタリに含まれているみたいなので厳密にはナツガタリも9/8までと言えなくはないのですが、僕が参加している学園ミステリー&ホラーコンテストは9/1までの開催でした。ぐぬぬ。
そういうわけで、来週に予定していた最終号を繰り上げてのお届けです。連日すまぬ。
さてさて、最終号ですのでしゅうすみシリーズの今後の妄想を。前に「ミステリーの題材を色々使ってやってみたい」というようなことを話してから、ちょっとあれこれ考えてみました。
二人の続編を書くとしたら?
まず王道を行くパターンが「大学生になったしゅうすみを書く」ですよね。これはイメージしやすい。何かしらのミステリーの題材(顔のない死体とか、見立て殺人とか、バラバラ殺人とか)を扱った事件を、大人に近づいた二人が解決する。大人になったことで生まれる関係性とか、想いとか、そういうのを混ぜながら。
次に考えたのはしゅうすみの後輩たちの物語ですね。時宗院高校縛りといいますか、やはりこの学園はしゅうすみの二人にとっても大切なので。後輩たちが事件に挑む中、しゅうすみの二人がゲスト出演する的な感じです。新キャラ立てることになるので、新鮮味は高いでしょうね。
次が劇場版パターン。まぁ、『三通のダイイング・メッセージ』が割とそれに近いのですが、15万〜20万くらいの大長編を書く感じです。これは僕の体力がもたなさそうなので多分一番実現から遠いのですが、ウィルキー・コリンズ『月長石』みたいな話も書いてみたいなとは思うので、ありかなーと。
また、短編を書くという手もありますね。ただ性質上、扱うテーマは「日常の謎」になるのかな。実はこの「日常の謎」は結構苦手でして、あんまりやれる気がしないのが正直なところ。
いっそミステリーから離れてしゅうすみのイチャイチャを書くという手もありますが、これはファンを裏切りそうでよくない。却下案ですね。
とまぁ、色々考えております。
この中の二つ目、後輩パターンの場合のキャラはもうチラッと頭の中に見えていて、『デスノート』のニアメロみたいな感じの、引きこもり×非行少年の正反対男の子バディかなーと思ってます。BL界隈を盛り上げるようなコンビをば……。
まぁ、真面目な話「秀平の弟子的なキャラが欲しい」とは思っていたので、アリかもですね!
さてさて、そんなナツガタリで語ったり! でしたがいかがでしょうか。ほぼほぼしゃべりたいことしゃべっただけになってますが、少しでも楽しめるものがあったなら幸いです。
あ、新作なんですがね……横溝正史賞用に出そうと思って書いてた、「AIが民俗学的視点から都市伝説を研究する」っていう話、面白く書けないんですよね……「自作面白くないんじゃないか病」とかじゃなくて、本当にダメそう。ちょっと修行が足りないみたいなので、見送る可能性大です。
でもなー、この秋何も出さないのはなー、とも思うので、今年の乱歩賞に落選した悲しきモンスターでも解き放とうかと思っています。落選はしましたがすごく自信作です。賞的には失敗だったけど、これを書いてすごく腕が上がった気がする。
横溝正史賞を見送る覚悟がつき次第公開します。
よろしくお願いします!
タイトルは、
『だれもが愛されていた』