略啓
こんな所まで見ていただいてありがとうございます。
一章の3を公開しました!この更新の頻度を保ちたいですね。まあ、書くのが楽しくて、保つどころか早まっていきそうですけども。
今回の話では、ついに初登場、お母さん。ですが言動に多くの違和感が見られます。謎が深まり、加速していく。そんな体験ができること間違いなし!
……体験してください。できるかどうかではなく。なんかいい感じに、感じてください。お願いします。
ところで今日公開したのは一章の3なんですが、実はもう一章の4も書けてます。公開できる状態です。じゃあなんで出来上がってるのに公開しないの?なんでそんなことしてるの?って思われることでしょう。これにはたぶん理由がある気がします。
……嘘です、明確な理由があります。
意味があるかはわからないですが、例えば最新話を書いている時に「一つ前の話を確認したい!」ってなる時があるんですね。そして最新話と一つ前の話を比べると、たまに若干の相違が生まれていることがあります。
その時に「最新話の流れの方が個人的に好きだから、そっちに合わせたいな」って思うことがあります。そうなると、一つ前の作品を改変できる状態の方が便利。
これは読者さんが読んでいない下書きの状態だからできること。もし、もう既に読んで頂いた状態だったら、「内容変わってんじゃねーか」ってことになりかねません。それは極力避けたいのです。
不一
……ですがおまけが続きます
おまけ:義父さんの様子
16ヶ月もの記憶を失ったという話の内容は、思春期真っ只中の子供にはとても辛くて耐えられないようなものだと思った。大切な思い出について何一つ思い出せない。でも確かにその日々は存在した。
体験したのは間違いないのに、容赦なく全ての記憶が消えてしまう。旅先で誰かと共に一夜を過ごした感動を失ってしまう。それは人生がもうすぐ40年を迎える俺でも苦しいことだ。それなのにこの子は思春期に体験している。俺なんかより余程苦しいだろうに、落ち着いて気丈に振る舞っている。
なんて心の強い子なのだろう。辛かったよな。
「そうか、ゆず──
「パパ、ちょっと静かにしてて」
止められてから、とんでもない失態を犯したことに気づいた。もしママが止めてくれなければ、危うく口を滑らせてしまうところだった。いや、既に滑らせているのか。
ママの目配せの意味は、考えずとも理解できた。
やってしまったと思いながら、俺は食卓を離れた。
書斎に入り、戸を閉じる。電気をつけていない暗いままの部屋で、俺は体育座りになって壁に寄りかかった。
床にのの字を書くという表現の意味がわかる気がした。穴に入りたい気持ちというのも理解した。どちらも、まさに今の俺だ。
床を、円を描くようになぞった。
……のの字、書いてしまった。
おまけのおまけ:お義父さんの顔の推移
( °ㅁ° ) ←「パパ、ちょっと静かにしてて」のとき
(´・ω・`) ←ママの目配せのとき
(´._.` ) ←食卓を離れたとき
( ´ · ᐜ ·`)σの ←のの字のとき