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第三章に突入なのです

最近、風邪が流行っていますねー。
うちの子どもたちもゴホゴホとやっていて、やばい風邪ひきがいる!?という状態になっております。
会社でも「喉がガラガラだー」と言いながらタバコを吸いに行く方も……。
空気の乾燥する季節がやってまいりましたね。
ちょっと前まで「暑い、暑い」と言っていたはずなのに。

私はこの一年、風邪という風邪を引かないで生活してきました。
睡眠時間を必ず6時間以上取ることと、毎朝のプロテインを心がけていたからでしょう!
プロテインというと、筋肉ムキムキというイメージがありますけれど、あれって栄養素満点の魔法の粉なんですよ。ええ、魔法の粉です。重要なので二回言いました。

まあ、ともかく健康が一番ですよね。
ちょっとでも風邪っぽいなと思ったら、鼻うがいしています。
あれも最初は抵抗がありましたけれど、一度やってしまうとクセになりますね。
もう鼻うがい無しではやっていけません。

さて、ここからが本題。
私が近況ノートを書くということは、小説の宣伝でございます。
ええ、それ以外に私が近況ノートを書いたことはありますか?ありませんよね?

今から1000年前、平安時代には陰陽師と呼ばれる役職の方々がいました。
その陰陽師たちが学んでいたのが陰陽道であり、陰陽道は現代でも日本文化に深く残されています。
よく大安吉日とかいいますよね。あれ、陰陽道です。陰陽五行という……あ、話長くなりますよ。いいですか?あ、ダメ。じゃあ、いいです。また今度の機会に。

えーと、小説の宣伝ですね。
そう、その陰陽師でいちばん有名な人は誰でしょう?
吉備真備?
そんなマニアックな名前をよくご存知で。というか、あなた私のコアな読者さんですね。吉備真備が元祖陰陽師と言われているということを知っているなんて。

でも、不正解です。吉備真備は奈良時代の人ですから。
平安時代の陰陽師の話をしています。
はい、もういいですね。

安倍晴明です。はい、夢枕獏先生の小説「陰陽師」でおなじみですね。
ご存知ですか、安倍晴明って。知らない人はいませんよね。
でも、彼の人生について詳しく知る人は少ないと思います。みんなの知っている安倍晴明はイケオジで、陰陽の術を使いこなして式神を召喚して、とファンタジー要素が盛りだくさんですよね。

しかーし、安倍晴明は実在の人物です。しかも「あべのせいめい」ではなく「あべのはるあき」もしくは「あべのはるあきら」だった可能性の方が高いのです。だって、名前を音読みで呼ぶこと少ないですよね。源頼光でさえ、あだ名は「らいこう」ですけれど本当の読み方は「よりみつ」ですから。
きっと「せいめい」もあだ名みたいなものだったんだと思うんですよね。だから、私は安倍晴明は「はるあき」だったと思っています。「はるあき」だと、普通のおじさんっぽいよね。はるあきおじさん。親戚にいそう。

って、な感じで実話ベースで描く安倍晴明の物語を書いているんですよ、私。
実話ベースといいながら、初回から源博雅を登場させてしまうというファンタジー要素満点で書いていたりしますが……。

そんな安倍晴明の物語。晴明はおじさんの状態からスタートです。実際に安倍晴明が史書に名前を登場させた時には、すでにおじさんでしたから。
そして、現在連載中の場面は、もう75歳オーバーのおじいさんです。
晴明おじいちゃんの大冒険活劇「SEIMEI ~星を詠みし者~」、もしよろしければご一読いただけると嬉しいですね。

SEIMEI ~星を詠みし者~
https://kakuyomu.jp/works/16818093076400623453


番外として、安倍晴明とふんどしの物語なんかもいかがでしょうか?
「平安朝 風俗変革記:下裳《げしょう》ノ儀 始末」
https://kakuyomu.jp/works/822139838422757854

2件のコメント

  • 私は主に御作で陰陽師や安倍晴明さまに触れております(ホント)!実在の方ですからね、でもあの時代、科学の恩恵は……いやぁ、楽しい。
    新章も楽しみ!
  • @hikagenekoさん、
    コメントありがとうございます。
    多分、他の平安時代小説を書かれている方々とは違った角度で書いていると思うので批判もあるかなーって思ってはいたのですが、幸いなことに全然批判もなく、Noファンタジーな陰陽師を描かさせていただいております。
    一〇〇〇年前のことですが、実は現代よりも色々と科学的なことを西洋的ではなく東洋的に知っていたという可能性はありますよね。それが陰陽道という名前で隠れていただけで……。
    ますますおじいちゃんになっていく晴明ではありますが、歳を取った分だけ色々な経験があるので、様々な難題を解決していくのではないかと思っております。
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