「ロワールハイネス号の船鐘」に登場するキャラ、二人を選んで無人島に放り込むSSを書いていました。
夏季限定公開です。
すみません。新作はないです(駄目でしょ……)
取り敢えず、本編を多少お読み頂いた方なら楽しめるかなと思います。
【企画SS】🌴無人島に取り残された二人
⇒https://kakuyomu.jp/works/1177354054918084335
各話のあらすじはこんなかんじです。
🌴第①話:天然上司と生真面目部下
★登場キャラ:シャイン&ジャーヴィス
「船乗りなら一度は経験するかもしれない。船が難破して海を漂流し、運良く無人島にたどりつくこととか」
シャインは細長い緑の葉を揺らす椰子の木を見上げて呟いた。
コホン!
不機嫌そうにジャーヴィスの咳ばらいが夜空に響く。
「難破なんて最低です。しないに越したことありません!」
「俺はあるんだよね」
「そ、そうなんですか!」
「士官学校を卒業して、士官候補生で初めて乗った船「アルスター号」が、暗礁に乗り上げて難破した」
「あなたは……その、どうやって助かったんです?」
シャインは首を横に振る。
「覚えてないんだ。何しろ泥酔してたから」
「は?」
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🌴第②話:中年男達の独り言
★登場キャラ:アドビス&ツヴァイス
ツヴァイスは小さく嘆息した。何の因果があって、あの男アドビスと無人島ですごさなければならないのか。しかも二人きりで。
軍艦のマストのように恐ろしい長身の男は、黙ったままヤシの木の下で水平線を眺めている。6時間ずっとだ。
「ずっと考えていたのだ……」
唐突にアドビスが口を開いた。
「……はぁ?」
アドビスが夕日が沈む6時間の間に考えていた事。
それは何だと尋ねかけると、青灰色の瞳がじっとこちらを見た。
「ツヴァイス……お前はシャインを、海軍から離そうとしていただろう?」
「んがっ……!」
驚きのあまり喉の奥から変な声が出た。
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🌴第③話:暗黒海の悪魔
★登場キャラ:シャイン&シルフィード
「腹減りましたね~グラヴェール艦長」
「何か食べられるものがないか、浜辺を歩いてみようか」
「はい」
「うぉう! これぞ天の恵みですぜ!!」
「恵みって……これがかい? ……って!」
シルフィードは足元に落ちている、ぶよぶよの固まりを素手で掴み上げた。嫌な臭いはしないが、二つの真っ赤な目玉が覗いている。
茶褐色のどろりとした塊が、重力に引き寄せられてずるりとシルフィードの足元に落ちた。思わず後ろに飛びのくシャイン。上ずった声で叫ぶ。
「こ、これは『暗黒海の悪魔』じゃないのかい!?」
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ということで、2000字程度の短編3本です。
ロワハイキャラの無人島での過ごし方を、ご笑納頂けるとうれしいです。
ちなみに夏が終わったらまた非公開にもどします。
イラストがないと寂しいので、水着姿のディアナ様でもご鑑賞下さい🍉🧃👒