これまでは短編ばかり載せてきましたが、来週あたりから長編を始めさせていただこうと思います。
今まで出し惜しんでいたというわけではなくて、テーマがサンフランシスコの過去の人々の話なので、他の町の人物のことなんかに興味がある方は少ないでしょう。ですから、読んでくださる方がいないだろうと出すのを躊躇って逃げ腰になっていました。
でも、これはずうっと書き貯めてきたものなので、カクヨムコンのお祭りエネルギーをお借りして、ここで完結させてしまいたいと思いました。
1848年、メキシコからアメリカ領になった数日後も、ポーク大統領が正式にサンフランシスコ近郊で金が出たと発表したので、世界中から金を求めた多くの若き野心家たちが続々とやってきました。
そして、実際、ミリオネアになった人々もたくさんいます。でも、金を見つけて金持ちになったわけではありません。
ツルハシで金を掘ってミリオネアになった人はひとりもいません。金はすぐになくなりましたしね。
ではその人達はどのようにして巨万の富を得たかと言いますと、鉄道(政府の補助金)、株(主に銀)、不動産などです。
大成功した彼らは豪邸を建て、夢のような生活をします。スタンフォード大学を創設したスタンフォードも、そのひとりでした。
そんな彼らは幸せだったのでしょうか。
成功者の喜び、悲しみ、想像枠を超えたおかしなエピソード、そんなことを中心に書いていこうと思います。
下の写真はミリオネアのひとりがノブヒルに建てた屋敷です。すごくないですか。
こでも、ここの主が幸せだったかというと、非常に疑問です。
この屋敷は1906年の大火災で焼けてしまい、今はその場所に、彼の名前がついたホテルが建っています。
ご興味のある方は読んでみてくださいね。