みなさま、ご無沙汰しております。
私の次の作品は「ドクター・エドガー・フィルモア」という吸血鬼の外科医と日本人ピアニストの恋愛ファンタジーです。
夏に旅行をして戻ってきたあと、サンフランシスコを歩いた時のこと。西端にある美術館から、なだらかな坂を一時間半ほど下っていくと「フィルモア・ストリート」にぶつかります。そこを右に曲がると、ジャパンタウンです。
この通りの標識を見た瞬間、次の主人公の名前を「フィルモア」にしようと思いました。そして、ハロウィーンも近いので、吸血鬼のドクターという設定が浮かびました。名前の「エドガー」は、もちろんエドガー・アラン・ポーからです(笑)
物語には、日本人のピアニストが登場します。彼女は国際ピアノコンクールに出場するのですが、何かと自信がない人です。
これは、もともとは他のサイト向けに書いたのですが、カクヨムでもGA文庫のウェブコンテストがあることを知り、そちらにも出してみようかな、と。GAは男性読者が中心で、異世界ファンが多いそうなので、これはフィットしないでしょう。でも、フィットしないのは今回に始まったことではないので、明日夜(日本時間)からアップの予定です。
自信のないピアニスト(この作者も)を、応援していただけたらうれしいです。