• 異世界ファンタジー
  • ラブコメ

十六夜一月の救世ロードマップ

こんにちは。鳥路です。
今回はこちらに持って来た「博士が愛した研究」に関するお話をちょろっとしていこうと思います。

○そもそもこの話って何なの?
とある鉱石の影響で滅んだ世界。
鉱石やそれに適合した生物が蔓延る地上では生きられないため、鉱石の影響を受けない地下で生きている人々のお話。
「博士が愛した研究」その本編は、世界を滅ぼした原因の鉱石を消し去り、世界を救うという夢を背負った十六夜一月と、志半ばで殺害された十年後に人造精霊として蘇った一月の初恋泥棒兼夢を与えた恩人である黒笠天羽/黒傘雨葉を中心とした、世界を救うまでのお話になります。

○タグは女主人公…だけど、語りは男じゃない?
主人公は名目上、一月を想定しています。
一月の一人称は「僕」なのですが、語りは「俺」
語り部がいる時間は、本編から六十年が経過した時間になります。
四話でお出ししたとおり、世界を救い終えた後を託された四十万浩二が担います。
本作は生き残るのが難しい環境を想定していますので、人造精霊とその所有者で二十人近い登場人物が出てきますが、生き残りは片手の指で足りる程度です。


○死体流用ってなんだよ。
人造精霊は全員元死人です。
白箱には人工太陽も人工月なんてものがありますが、それは人々の生活を豊かにするための必要エネルギーとしています。
人々が使える電力は最小限。火葬するエネルギーなんてありません。

土葬環境は人工土を使用しています。鉱石の影響は受けていませんが、微生物がいないので、埋められた死体の腐敗進行が酷く遅いです。
紳也みたいに墓荒らしをしてくる連中には格好の餌場です。
廃棄区画には死体を流用した商売が…げふげふ。
死後三十年が経過していた銀や十年が経過していた天羽の死体が残っていたのはそういう理由があります。

○三坂紳也の功罪
紳也は実験材料を集める為、無差別に墓を掘り起こし…死体を手に入れました。
理一郎と御風…外にあった遺体は紳也に人造精霊研究の基礎を叩き込んだ存在からの提供です。
(銀は生前から運がない方でしたが、死んでもこの墓荒らしに選ばれて、最初の人造生霊として蘇ってしまった不運には涙が出ますね)
実験で銀、理一郎・御風を蘇らせた後、協力者の手を離れた紳也は手当たり次第に人造生霊実験を行っていました。
彼を罰する者は世界に誰一人いませんでしたが、罰はきちんと与えられています。
世界で一番大嫌いな天羽お兄さんを蘇らせてしまったことです。
三坂紳也は人の顔を覚えられません。覚えているのは一月と三国だけ。
それ以外は声で判別しているので、蘇った時に天羽を生き返らせてしまったことを理解してしまうんですよね。

一月が自分の手を離れて「普通になった原因」である天羽のことは心底嫌っています。
そんな彼を自分で生き返らせたはいいけど、側に置くのは嫌なので、遊び半分で一月が選ぶかな〜したら、選んだ。彼からしたら気に食わない事象です。
天羽には記憶が残っていることを話さないように、最低な手段で抑え込んでいます。
これからどうなるのでしょうか。

○これからどうなっていくんだよ。
本作の流れは別サイトで2021年に投稿した分から大きく変更しています。
2021年版としておくのですが、この時は「人造生霊全員出したろ!」精神で挑んでいました。
しかし現実的ではない。なんせ本編無関係の「なんか人造生霊拾っちゃった系」が紛れ込んでいるからだ。話作るのが難しい。
でも終わりまでの道筋は出来ている。
無事に当校を終えるために…いくつか変更点を設けたのが2026年版ですね。

その1:拾っちゃった系の処遇
・舞台役者/六反田志保と四番目の杖/木高雪「二面性ワンドでショータイム」
・駆け出し歌手/八ツ木翔子と七番目のオルゴール/奏居幸「木箱の上で二重奏」
上記二つに関しては本編終了後の実装となります。
志保も翔子も浩二の調査時に遭遇します。浩二はやっぱり変な道具に遭遇する運命なんだ!

その2:三坂紳也の技術協力者達
人造生霊技術を彼に叩き込んだ存在は別として、人造生霊の「棺桶」や、比較的綺麗な遺体修復術に関する話もしなければなりません。
しかしその大半は紳也の回想で補えるので…カット!カット!
・修復師/和久井終と六番目の人形/糸川優結「寂しがり屋達の星」
・技師/二野沢創と八番目の靴/小倉麻緒「追放貴族は終の寝床を追求したい」
こちらも本編終了後に実装。調査時は三国が遭遇しているのですが…最終防衛戦参加前に会いに行った浩二の視点でお送りします。

その3:じゃあ本編の進行は…
本編15話以降の分岐で、人造生霊を探すイベントが発生します。
三国と浩二の視点が本編終了後送りになったということは、本編で進行するのは一月の調査ルートになります。
彼女が接触するのは政府高官/一ノ宮刻明と九番目の時計/針栖有理の一組のみ。
知る人はご存じ、いっちゃんのパパ(32)です。
紳也遭遇も一月が担うので本編に必要な最低人数は揃えられているんですよね。
そのため、本編は最後まで一月を軸に突っ走ります。

おおまかな流れとしては
・雨葉との再会(2月)
・刻明パパ対面(3月)
・しじまこうじ、はじめてのおそと(4月)
・理一郎お兄さんと遊んで、雨葉お兄さんを不機嫌にさせる会(5月)
・数の家大騒動(三国過去編)(6月)
 ・観測記録:一ノ宮刻明編
・理一郎お兄さんと組んで、雨葉お兄さんをお祝いする会(7月)
・三坂紳也遭遇(8月)
 ・観測記録:黒笠天羽編
・理一郎お兄さんと一緒に、天羽お兄さんにアタックする会(9月)
・ラブコメできる子達に疎外感を覚える理一郎と弟さん(10月)
・脱色いっちゃん爆誕(11月)
・最終遠征準備(12月)
・最終遠征(年末年始)

ふざけた感じで表記するとこんな感じですかね。本編重いからこれぐらい軽い方がいいんじゃないか…って。

観測記録表記があるものに関してはこちらには持って来ていない短編のちゃんとした使い方をしようかなって。
刻明は鈴音との出会い〜一月が生まれるまでを、天羽は殺されるまでの話をご用意しております。
本編に相応しいタイミングでこちらでは実装できればと考えております。

本編終了後は視点を「最終遠征で置いて行かれた」浩二へ本格的に視点を移行し…残り四人の所有者と人造生霊をピックアップした後、彼らが参加した「対生霊最終防衛戦」へ挑みます。そこからラストへ繋がっていく仕様ですね。

本作の所有者達は「何かを遺すこと」を、人造生霊達は「選択する死」をテーマにそれぞれの道筋を作り上げております。
長い道のりではありますが、どうか一月が世界を救うまでの、悔いのない日々と大事な人達に託され続け、最後まで駆け抜けた浩二の物語を見届けていただけたら幸いです。

さて、本日はおまけでもう一話。そろそろ天羽お兄さんを起こしに行きましょうか。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する