どうも、坂神です。
今回の近況ノートはタイトル通り改稿に関するご報告です。
つい昨日公開した短編『平地を吹き抜ける風』の本文についてなのですが、本日終盤の涌井に関するエピソードを改稿しました。
だいたい500字分ぐらい書き換えまして、それに伴って涌井というキャラクターを巡る物語上の展開が変化しています。また人物の印象自体も多少違ってくるような描写を足してあります。
すでにお読み頂いた方の中で、もし改稿後の変化が気になるようでしたら、第4話のページを読み返してみて頂けると幸いです(追記※さらにこのあと第2話の涌井に関する描写についても、微妙に加筆修正しています)。
https://kakuyomu.jp/works/822139841159280467いやまあ何と言うかですね。
昨日公開したあとも、何となく終盤の涌井のエピソードには引っ掛かるところがあったんですよ。
元の展開は娯楽作品的に考えると綺麗にまとまっているし、読み手側としてもスッキリするエピソードだったと思うんですね。
でも文芸作品として考えるとどうか? もしかしてちょっと展開が急すぎて、予定調和っぽくない? 文芸志向なら、もう少しモヤッとする要素がある方がリアリティあるんじゃない? ……みたいな。
それで、改めてAIくんに下読みさせて意見を聞かせてもらいつつ、うんうん唸りながら新たにそこの部分だけ(もちろん私自身が練り直したプロットと自分の文章で)書き直してみました。
ひょっとしたら改稿前の展開の方が良かったという人もおられるかもしれませんが、たぶん涌井の話について自然なオチになっているのは、新しいエピソードの方なんじゃないかなあと思います。
尚、改稿前の展開はもうこれで読めなくなってしまったので、そちらの内容を知っている人は大変ラッキーです(笑)。
そんなわけで、今回はご連絡のみにて手短ですがこれで!
以上、坂神でした~。