ナマズ石(第5章 緋色のつむじ風)のモデル。
福岡県筑紫野市の住宅街の中にひっそりと在ります。
案内板によると……
「この巨石には一つの昔話が伝わっています。
むかしむかしこのあたりは葦が生いしげる沼地でした。
ある時ここを通りかかった菅公(菅原道真)は、
大鯰に道を妨げられたので腰の刀を抜き斬ったところ
不思議にもこの鯰が飛び散って三つ(頭・胴体・尾)の
石になったと伝えられています。
このことから、「鯰石」という地名も
いまなお残っています。
筑紫野市教育委員会」
写真は鯰石の胴体(2018年に撮影)。
現在ではブロック塀はなくなってフェンスで囲まれているそうです。
