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第3話【剣を取る】

さ~~~~名セリフ100選!!! ですからね!!
時間かけずどんどんやって行きましょう!!!




<花天月地>第3話【剣を取る】



この話は実は、隠れ名台詞が多い話です!
というか調べて私がそう思ったんです。
私が思うに……名セリフというのはあれですな
いくつか名セリフたる条件がありますが、そのうちの一つが

【時空を超える】

パワーを秘めているということですね。

時を越えて、空間を越えて、

その言葉がいつか別の所で残響する。

そういうのが名セリフの一つの条件だと見ました!

そうすると味わい深いんですよ。読み直した時に、「あの時の言葉が今、効いて来る」みたいなのが。

これが強い!!!



どうですか!!!


皆さん! 特に長編書いてる皆さん!
【時空を超える】セリフちゃんと書いてますか!!


見ませんよ!!! 見かけませんよ!! なかなか!!

プロの作品ではいっぱいこういうの良作海外ドラマとかで見かけますけどカクヨムでは滅多に見かけませんよ!!!
どうですか! こんなん言われて「失敬な!! 私はきちんと書いておるよ!!」と言う方はプロ級の秘技【時空を超える】を会得しているということだから、自信持って下さい! 貴方はかなりいいセリフを書いているということです!!


「( ゚д゚)ハッ! ない!!!💦」


と読み直して思った方はもう今日からそうか優れたセリフとは【後々にも響く言葉のことか……!!】と意識していくだけでも今までと違うセリフになって来ますからね! がんばってください!


ちなみにそんな七海ポルカは秘技【時空を超える】セリフを書いてるどころか書きすぎています!!!✨ 私の必殺技の一つと言っていいのかもしれません。
私はかなり鮮明に長編のラストの方のシーンも頭に映像化出来ているからなんだと思います。


前に個人的に「1話2000字などは本当に上達しない小説の書き方だと思う。2000字書こうと思って書くと、2000字でしかない話が出来上がるだけ。今日2000字書いたからいいか、になるだけ。普通小説家は【書きたい1話を存分にまず書く。書き終えてから丁度良き感じの流れで分割するだけ。だから分割しても内容は濃くなる。20000字くらい1話で書いてるからだ」という話をしました。

私は完全にこっちの書き方なので、だからこういう【時空を超える】目途が立つのだと思います。時空を超えると言ってもG線上のアリアであります! 奔放にどこかにぶっ飛んでいるわけではなく、例えば【花天月地】ならば主人公は陸遜ですから、赤壁終了後の陸遜は、その道を辿って行って樊城の陸遜に辿り着き、夷陵の陸遜になり、石亭の戦いの陸遜になり、二宮の変の陸遜になって行くわけです。

まだ書いていなくとも、日々イメージは作って行っている中で、

今いる陸遜が、二宮の変の陸遜として「全く別のもの」になるわけではない。

こういう線上にあることが確定している場合、【時空を超える】言葉のパワーの見せどころです。


この話は赤壁後の、衝撃的な【魏の大敗、呉の大勝利】という世界が一瞬凍り付き、その膠着状態から世界が徐々に動き始めた時期のこと。


要するに国もですが、

大きな戦いの後には「軍の再編」が行われます。

一人一人が新しい世界でどう生きていくかを考えなければならない時期に差し掛かる。

大戦の後は。


戦記を書いてる方、こういう流れも本当に大事にして下さいね。

戦闘→軍の再編という流れを全然意識出来てない人ってとても多いですよ。

得るものも、失うものも多いのが戦闘です。

商品が陳列しているスーパーで、昼や夜のピークを過ぎると、お総菜売り場がスカスカになります。店員さんが何をするかというと、スカスカになったスペースを塞いでまた一カ所に丁寧に商品を並べ直したりしているでしょう。
あれはあのままにすると見栄えも売れっぱなしで悪いですし、商品がない、という印象をお客さんに与えてしまうからなのです。だから一カ所に残っている商品を集結させて「無くはないです!✨」という覇気を出そうとしているのです!

あれが軍でいう 戦後の再編。

消耗してスカスカになった戦力を再編することでまず整え、勿論翌日開店前には商品の補充が必要ですよね。軍もまた人を集めます。募集をかける。

戦記物のくせに戦闘後に戦後の再編やってる描写ないと私なんかほんと腹立ちます!

今すぐお前の国攻めてやろうか!!! と思うくらいであります!

またその軍の再編や配置換えで、ドラマが起こるんですよ……!!!!!✨

それがロマンなんですよ!!! なんでそれが分かんないかな~~~~!!!

軍の配置換えで南の下の方で戦っていた(と思われる)陸遜が長江沿いに赴任して来たことで運命が変わったりするのです!

陸遜がずっと地味目の中間管理職のままだったら司馬懿とか諸葛亮とかと会ってません!!

後任として引き継いだりする中で、引継ぎ相手とのやり取り。絆。そういうものも描けますし。

そういうのを書いていると、

次の戦でそのシーンがまた活きて来たりして……


戦記物は【線上】です!!!✨


何もかもが引き継がれていく。

魅力的な言葉は同じ人生の軌道に放たれた流星のように輝いて、巡り巡って二十年後とかに戻ってくるわけです!!

二十代の頃、自分が誰かを勇気づける為に言った言葉が、
四十代の頃に「貴方が二十年前私に掛けて下さった言葉でここまでやって来られました! だから今度は私が貴方を支えます!」などと鶴の恩返し的な展開になることもあります!

今かけてもらった言葉を、今は全て理解出来なくても、
二十年後の自分は全て理解出来るようになっていて、その言葉が支えになるのかもしれないし。



長期戦記物の最大の魅力はこれだと思います私は!!



【時空を超える】か否か!!



戦いだけを追っている戦記物があります。
本当につまらない。
創作の場合つまらなさは倍増です。
何故ならそんな貴方の頭で戦いだけ追ったような話は、人間の歴史が繰り返して来た古代からの戦の中で、とっくにどこかの国のどこかの戦いで行われていることだから。
全然貴方の個性などではないのです。戦いを追うだけでは。

このあたりスポーツものなんかも勘違いしてる人多いんですよ。

私だけの話だと思ってスポーツもの書いてる人いますでしょう。
私なんかスポーツ広範囲に愛好しているので、全然読んでて「こんな展開、実際のスポーツで見たことある」なんてのが山ほどあります。こんなことを思われたらもう創作の圧倒的負けです。実際の方が凄いに決まってる。

だから私はスポーツ物が嫌いなのです。

「なんか自分だけの話みたいに書いていらっしゃいますけど、その展開実際のスポーツで見たことあります」

という展開だと、ホント冷めるんですよ。

戦記物も似てますね。

架空の長編戦記もの!!! なんて書いてても

「おまえそれ架空風に書いてるだけでよく読んだらイングランドの百年戦争的なだけじゃねえか」

そんなだったら、現実の勝ちです。
わざわざ創作なんか読む必要がない。

【実際あったこと】

を模倣したり、
なぞるだけの話は戦記物やスポーツ物としては価値がありません。


戦記物は構造上非常に現実の展開とリンクしやすい。
だからこそ!!!!


これには【セリフが重要】なのです!!


セリフだけは歴史の記録にも事細かには残っていません!!
今後の戦いは個人的SNSが普及したので事細かに記録も残って行くでしょうが、
現代まではほとんど残っていません。

【三国志】を見てください!!

全く残ってない!!! 武将達の普段からのやり取りなど!!

だけど彼らの道筋だけは記録が残っている。
その道筋を手掛かりに、歴史小説というのは彼らの人間関係や人生を想像しながら、【セリフを紡ぐ】【セリフを考える】ことに最大の意味がある。


私はずっと陸遜主人公で三国志を何度も何度も書いて来てるので、まだ【花天月地】で書いていないストーリーもすでに書いてきたりしているので、鮮明に様々な場面をイメージ出来ています。

【花天月地】は私の、三国志創作の、人生最後の作品になると思います。

時間を掛けて最後まで書きたいとは思っていますが、
また三国志で何か書きたいとは一切思っていません(短編ではありますよ。甘寧が敵にいた時の話とか無茶苦茶書きてえ🥰)。

死ぬまでに【花天月地】を仕上げて本にするのが夢の一つです。

道は長いですが、やり甲斐はある。

これで私の中の三国志、陸遜への想いを全部書き切りたい!!! と思っているわけです。

名セリフが多くなるわけですわ!!

赤壁後の世界で心が迷う陸遜は、二度と書けません。今だけ。

だから丁寧に書く。



さあ第3話ですよ! 第3話にしてこれだけの気合いの入れようで一球入魂のエピソード。

みなさんどうですか!! 私の第3話2000字だし……あーーーーーーー!!!!💢💢そんな言い訳全然聞きたくない!!!!!!! 

んじゃ特別エントリーで第1話~第3話の6000字でいいよ!

その中に名セリフ!!! 【時空を超える】(ラストまで残響する)ほどのセリフ!!! 幾つありますか!!!

私はすでに山ほどあります!!! 選抜するのが大変なほどに!!!😇

みなさんは幾つですか!! ご自分の作品で書き出してみてください!!

3話を引きずり出しても一つもない!!! そんな作品だったら考え直して修正していただいていいですかね!? そんな作品作ってる人に「web小説は1話2000字が丁度いいんだよ」なんていう助言一つも言われたくないです!!!! わたしは!!!!💢💢


私なら20字だろうと200字だろうと2000字だろうと20000字だろうと、

必ず一つは1話に【時空を超える】ほどのセリフを叩きこんで来ます!!!

何故なら私は

【1話には最低一つ、心に残る言葉を込める】

というポリシーを持って書いているから。
文字数はつまり問題ではない。

1話に書きたいものを、その時々の文字数を使って、書けるまで書いているからなのです。

「1話 2000字でいいや」

最初からそんなことを決めている人には良作絶対書けないと私は思います!

それは最初から自分のパワーを自分で意図的にセーブしてしまっているからなのです。

アマチュアほど!! まずは自分の書きたい話を!!
文字数考えず思いっきりかける癖付けなさいよと!!!

私は最初下手期それで書きまくりました。
修行を続けましたよ。それで。
見てください今の文字数!! 意図などせずとも1話大体15000~20000字で収めてます!! 素晴らしい体内時計!! しかも書きたいことも書いている!!
名セリフも!! 

段々20000字あれば大体のことは書けるなということが分かって来て掴めてくるわけです。

1話2000字なんて枠組みで書いてると、いつまで経っても伸びませんよ文章!

よくスポーツでも「小さくまとまってんなこの選手」とかいう言葉を使うことがあります。ここにはもっと大きいことも出来る実力はありそうなのに、自分でセーブを掛けて、大したことのない選手になってしまっている時に使う表現ですが、これなんです。

なので私は絶対に1話2000字とか決めてかかる書き方、文章を上手く書けるようになりたい人とかにはオススメしません!! 例えweb小説の公式が推奨して来たとしても、永遠に私はオススメしません!! 私は下手期文字数制限を敢えてせずフルパワーで戦う(書く)ことを繰り返すことで力を付けて来た。これは私が上達のために実践した、根拠あるやり方だからです。

私が1話2000字とか下手期に書いてたら、私に文才は無いな……と自分のつまらない1話を眺めて絶望し、とっくに書くことやめていてここにいなかったと思われます!😇 それくらい重要な事なのです!

なので1話2000字 3000字書くことを旨とする方は、私と明らかに信奉する宗教が違うので他所行って下さい!!✨ 私は「1話には必ず作者の言いたいこと。描きたいこと。読む人の心に残るシーンや言葉を書く!! 文字数などは決めない。書けるまで書くのが1話の書き方!!」教を信奉してますのでね!

じゃあなんだ1話5000字や6000字ならどうだ って話聞いてなかったんか!! 「いい言葉が書けるまで書く! 心に残る言葉が出て来たらそれが適正文字数や! 出て来たら別に1話2000字だろうが1000字でもいいんだよ!😊」です!!


それでは前説(?)長くなりましたがやって行きましょう!


___________

この話は上記に書いたように、【赤壁後の一瞬膠着した世界の中で、一人一人がこれからまたどうやって生きていくか、そういう答えを探したりしている状況】です。

題名の【剣を取る】もそういう意味ですね。もう一度、剣を取るということです。

うちの陸遜が剣を取った理由は【育ての親の陸康に陸家を託された】からです。

しかし陸遜はもう今や陸家の為だけに生きていません。
彼にとっては呉軍が全てです。
陸家の為に敵対していた孫家(袁術との利害関係でしかないが)に帰順を決めたことで、陸家の人たちの人心を失った陸遜は、元々従弟の陸績(陸康の実子)が成人するまでの仮の当主、という位置づけでした。陸家の人たちも「あいつは仮だから、陸績様が成人されたら当主ではなくなるからいいや」ということで、一過性の当主だから辛うじて陸遜の許でまとまっていました。居座ったら絶対に排除されたでしょう。

だから陸遜は「いずれ私は陸家では用無しになるので」という自覚も覚悟もあったから、別の場所に居場所を求めました。それが呉軍です。軍人になる。国のために戦う。取り立ててくれた人がいます。それが周瑜であり、孫権だった。呂蒙たちです。

うちの陸遜の最大の恩人は【周瑜】です。

その周瑜が、赤壁の戦いで亡くなりました。

導き手がいなくなってしまったけど、周瑜の遺志が残っている。

【呉蜀同盟を断ち切っても、江陵を決して蜀に明け渡すな】

この誓いを守るために、陸遜は再び、呉の軍人として剣を取る覚悟を決めるのです。




その中に、呉蜀同盟の為に劉備に嫁いだ孫権の妹【孫黎】がいます。
彼女は謎めいていて(まあ記録がないから謎めいて見えるだけなんだけども)。
呉蜀同盟のために蜀に嫁いで、
呉蜀同盟決裂したために呉に戻って来ます。
この時代、無事に戻って来るというのも非常に珍しいというのに、
何故か戻ってきた後の記録が一切不明です。

彼女は一体、

いつ死んだのでしょう?

何を思って、

どこで死んだのか。

2つの国を行き来した女性。

彼女が死ぬ時、どちらの国の人々が心にあったのか。

私が無茶苦茶気になるのはその部分なので、そういうのも書きました。


_____________


孫黎

 こんなに心は傷ついて、魂も死んだように思うのに。
 ――これから、肉体もまた、死なねばならない。

____________


趙雲

「理解した上であの大戦から今日まで独り、
 我々に怒りもぶつけず、よく耐えておられた」


___________


趙雲

「……孫黎様。
 周公瑾に文は不要です」


___________



孫黎

 あの男が死ぬなんて、信じられない。あの恐ろしい男。
 迷いのない、強く、冷徹で、
 ……誰よりも兄を愛した男が。


____________


陸遜

(私の中の、あの方を慕う心が、……どうでも良くなって、諦めて……
 別の何か強い思いが、体を支配したように)


____________


甘寧

「でも、お前ほど理想を追う奴は珍しい」


____________


甘寧

「お前は周瑜の期待に十分応えた。
 逃げ出さなかったからな。
 それだけでも、あいつは喜んでたと思うぜ」


____________


陸遜

 戦う意思を失わせる、全てのものを否定して。
(わたしに、戦う心を思い出させてくれるものだけを信じて)


___________



呂蒙

「雲がやって来て雨が降る気配が分かるように、
 雨が止んで、光が差し込む気配も分かる。

 剣を取らないでいい日もまた、近づいてくれば分かるものかもしれん。
 だから光が差し込む気配が来るまでは、
 我々軍人は夢中で戦うしかないんだろう」


__________


甘寧

「……本当はこの世の誰も、何も、
 陸遜を絶望なんかさせられねえんじゃないかって思うことがある」


__________

こんな感じでしょうかね……。

んがああああああああああああああ迷う!!!!!!!!

どれもいい!!!

どれも【時空を超える】パワー持ってるんすよ!!!

時空を例え超えなくとも、今この瞬間の目の前の相手に対しての言葉として鮮やかなのが①や②。こういうのも私は好きです。【目の前の人間に掛ける、今この瞬間の言葉として鮮やか】。これもいい!!

注目すべきが③!!

私がどれほど海外のドラマの【字幕】を愛するかは以前話しましたけど、
こういうセリフが書けるようになったのは私は字幕で言葉やセリフを勉強して来たおかげだと思います。
非常に私という作家の個性が出てるセリフだと思いますね。
短いですが、案外他の人の作品で見ないタイプのセリフなのです。

字幕とかはこういう【死】を【死にました】以外の言葉で表現したりするのが劇的に上手いんすよ!!! ここで美しい音楽なんか流れたらもう即号泣の場面です!!

これも私個人的には大好きなセリフ!!


④!! 

この時の孫黎の描写には、はっきりした感情じゃないけれどこの人が元々周瑜のことがかなり好きで、恋愛感情に近いものを持っていたようなニュアンスを込めました。
でも周瑜は孫策の妹には庇護心を持っても恋愛感情は持ちません。周瑜は孫策の兄弟ですからね。本人はそう思っているので、孫黎はいわば自分の妹なのです。
だから、孫黎からするといつしかそのことを認めたくなくて「あの人は戦と孫策にしか興味がない」と思うことで、【自分に興味を持ってくれない】という不満の論点をずらしたのです。
でも、この時にその「どうせあの人は」みたいに思っていた、元々大好きな人が死んだことを知り、封じ込んでいた初恋を思い出したように周瑜への想いが溢れて来るように書きました。

はっきりした恋ではないのですが、多分少女時代、孫黎は周瑜に淡い想いを抱いていて、それがちっとも伝わらなかったことがあったんだろうと、そんな背景。

⑤!! 違うんですよ!! 全部説明する気なんかないんですがどのセリフも【時空を超える】観点から捕捉がしたくなる!!😇

これも実は、後々効いて来るセリフで重要なのです。
陸遜は非常に誠実で優しい性格をしています。
自分より、他人。
陸績の代役の当主。
呂蒙の代理の樊城。
顧雍の代理の丞相。

いつも誰かの代わりです。

最初から求められていない。
でも陸遜は、元々自分の為に生きるより、他人の為に強くなる方が得意な人だったんですね。恐らく。
誰かの代わりかよーなんだーでやる気をなくす人っていますよね?😊
あの逆なんですよ。「誰かの代わりなら代わりの間、頑張らないと✨」なんですよ。

その、本来なんでも他人を自分より優先してしまう陸遜が、一目会った時から素晴らしい人だと慕った諸葛亮への思慕が「どうでも良くなって」、別の何か強い想いに支配された、というこの場面は非常に重要。これ夷陵の戦いの伏線なのです。
この後も陸遜には色んな苦難が降りかかり、そのたびに心が苦しんだり悩んだりする。

でも、この時点で実は、夷陵の戦いの時に発揮される【自分の為に戦う】という強い闘志が姿を見せています。まだはっきりと陸遜自身には自覚出来ていませんが。

自分の中にもこんな強いものがあるのか。

そう思えた時、人は更に強く自分を信じられるようになる。

⑥は甘寧が陸遜を本当にどう思っていたのか気になるんですが、そもそも接点があったのかどうか。話したことがあったのか。だけど、会っていたら私は甘寧、陸遜に対して史実でもこんな風に思っていたんじゃないかなと思ったりします。
 
 私の話では年齢が呂蒙、甘寧、陸遜になっていますが、
 史実では甘寧、呂蒙、陸遜の順。つまり甘寧の方が史実ではずっと年上です。
 呂蒙は樊城の時陸遜を自分の副官につけますが、
 まあ史実では陸遜がたまたま通りかかった時に呂蒙将軍がいらっしゃるということで律儀な彼らしく、病と聞いていたので大丈夫かなとお見舞いしたらしいのですね。この時に、なにやら江陵について二人は話したようなのです。
 
 んで、呂蒙が病で一度建業に戻った時に孫権に会い、副官に誰を求めるか尋ねられた時に、陸遜を私の代理に、みたいなことを言って孫権が呂蒙がそういうのならばと抜擢したみたいなんですよね。

 まあ陸遜は確かに話せば話すほどこの人のことが好きになっちゃってずっと話していたいと思わせてくるような魅力があった神の如きコミュ力の持ち主なので、阿蒙ちゃんが夢中になるのは分からんこともないんですが、

 呂蒙は甘寧と非常に親しくしていたらしいからね……。

 このふたりが飲んでる時に、陸遜のことが話題になったこととかあんのかな~~~~とか本当に気になります。

 でももしあったら、甘寧は陸遜のことこんな風に思ってたんじゃないかなあ。
 甘寧は陸遜を軍人として信頼していた気がします。遥かに年下でも、信頼出来る上官として。それは多分、陸遜が甘寧を武将として信頼し、重んじていたからじゃないかなと思うのですよね。

 さて⑨!!!

みなさん名台詞には【お前が口にしても全然名台詞じゃないけどこの人が口にすると圧倒的名台詞になるぞよ✨】みたいなものが存在します!!

いわば固有台詞!!

⑨なんかその辺りの人が言っても単なる年下の部下へのありがたい先輩のお言葉みたいになって、若干口うるさいなーみたいになりますが。

これを……【呂蒙】が口にしているのがいい!!
これ書いた人センスいいな~~~~!!! 誰だよ一体!?🥰
これ書いた人……一体どんな樊城の呂蒙を書くつもりなんだよ!!!?✨と!!

そうです!!

私の中で【呂蒙】は関羽を殺す、という一番誰もがやりたくない仕事をやった人です。演義なんかはこれを逆手にとって、神の如き関羽を殺したクズみたいな描き方をして来ますが、私からするとやかましいわ!!!!!です!!✨

呂蒙は、【光を差し込む気配】を求めて戦い続けた人なのです。

好戦的な人。
戦で稼ぐ人。
殺しが好きなヤカラ。

戦乱の世ではいっぱいいたでしょう!

そういうのとは呂蒙は違います。

彼は孫策、周瑜、魯粛の生き様を見て来ました。
きっと、彼らの作り、守って来た国を更に安定したものにして、
そこに暮らす人たちが安堵して過ごせるようになる。
それが自分達軍人の使命だと思って、先輩たちの後を引き継いだ。

光を求めて、戦乱の世を戦い続け、関羽という敵にさえ立ち向かった人なのです。

このセリフは【呂蒙】が口にしないと輝きません!!!

しかし彼が口にすると、いずれ樊城の戦いでこの言葉が輝く。

「俺は関羽を殺すぞ! 陸遜‼」

「はい!! わたくしも!」

なんていう二人がもうこの時点で見えてます!!!!✨

その【呂蒙が口にした時だけ無茶苦茶カッコいいセリフ】という唯一無二性が光るため、これも名台詞エントリーであります!


(続)

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