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たった一言で相手の息の根を止めたい

こういう特殊な異世界設定を考える時に、私はよく考察するんですが、

現代において痴情が縺れた時男が女に言う酷い言葉って

自分のものにならない苛立ちをぶつけて「アバズレ」などというのがやはり最上位に来ると思うのですけど、

恐らくね。

こういう世界の前提自体が変わって来ると、男が女に一番言う酷い言葉とかも変わってくる可能性があるんだよなあって思ったりするのです。


女しか魔術が使えず、
その気になれば女が手を触れることもなく男を瞬殺できる世界だと、
男が痴情に縺れた時女にぶつける一番酷い言葉ってどんなものになるのかな?



「自分の娘を魔女なんかにしたくない」とかか?



こういうの考えるの楽しいからすごく好きです。
そういうセリフ一つにも、強い破壊力が宿って欲しいからな😊✨


破壊力あるセリフと言うのは、

世界観を熟知してないと生まれて来ないのです。









女に全員魔力があるよりも、

魔術を使える女性と使えない女性がいるとかいう世界観の方が面白いかもしれんな。
揺れ動く男の心理がよく描き出せそう

娘を魔女にしたくないから、魔力を持つ女性と本当に愛し合っていたけど結婚はどうしても気が進まず別れて、普通の女性と結婚するとかね 

そういうことが割とあったり

割とあると、

世界としてそういう歪が至る所に出て来ることになる。

【実は兄弟】

とかな……!








あと一人の男は そういう理由で過去魔術を使える女性を手荒にふったことがあるが、


そいつの部下は 魔術を使おうと何だろうと大好きだ! っていう女性と付き合っていてその人をとても大切にしていて、


そういう人を見た、こいつの気持ちとか。

あと母親に「あの男は自分の娘を魔女にしたくなくて他の女を選んだの」とか聞かされた娘がいずれこの男の仕事に関わって来てなんでかものすごい憎まれてんな俺とか思ったら、あいつの娘だったのかとあるきっかけで気づくとか。


あと子供って親に言えない秘密抱え込んだりするじゃないですか。


そうまでしたのにこいつの娘が魔力を持って生まれて、娘は父親が魔女嫌いだからつって自分が魔力を持っていること隠してたりね


でもすごく魔力を持っていてどうしたらいいか分からない時に出会った子が魔術を使える女の子で、魔術の使い方とか教えてくれて助けてくれて心の支えになってくれるけど実はこの女の子が昔 父親が振った女性の娘だったとか



異世界ファンタジーとして戦記物とかもいけるが、
こういう人間関係自体を味わるヒューマンストーリー系で行くのもありだ……!









でもこうやって

女!! 女!! 女!!!

という世界観を書いているとな




最終的にはある時運命の子となる【男】が生み出されるみたいなのを書きたくなるわけです。


色んな世界を知っていると、「世界のバランス」というものが見えて来る。

多数決だろうが、

圧倒的に偏りがある世界は不自然で不気味なんだということが見えて来ると、
バランスを取らなければならないという本能が働くようになる。



【翡翠】でラムセスがパワーだけの魔術師になっていないのは精霊法を重んじるからなんだけど、精霊がこの、世界の偏りを非常に嫌って、あまりに偏っていると異端とみなし、その偏りを修正しようとして働く、っていう私の中にはそういう絶対的な指針があるのです。




女が強い世界が行き詰まると、


男の「運命の子」が生み出される。


男が考えたように、
ある権力を持った女は、女の権威に満ちた世界を守ろうとしてこの男を排除に動き始める。

だけど【精霊法】を守ろうとする女は、例え自分たち女に不利益があろうと、精霊の導きにより生み出された運命の子を、人間の意志で殺したりするのはダメだと考え、この「少年」を守ろうとする。

みたいな。


結局前者は強い女、を書いても男と同じ行動を女がしているだけの部分がある。

女が強い力で支配する世界に、

世界を根こそぎ変えるような意味を持った「男」が生まれ、彼を保有したいもの、殺したいものが生まれ、手を出さずただ守るべきだと考えるものが生まれ、

力ある女がそれぞれの理由で
それぞれの行動を起こす とかもすごく好き。


これは男でも描ける世界で、


この時点で実は男だろうが女だろうが性別関わりない世界観になってたりする。

この「少年」を男たちが守ろうとするけど、男に魔力はないから剣で女の魔術と戦おうとするけど、やっぱり勝てなくて、でも命を懸けて女の魔術と剣で戦おうとする男騎士たちとかもすごくいいしね。

本来同胞である女の魔女たちを裏切り、男たちについた女魔術師達がいて、

その人たちは男騎士たちからは無茶苦茶感謝されるが、

女たちの恨みを買って「魔女による魔女狩り」の標的になったり。

それを男たちが必死に守ったり。

自分の為に犠牲を出したくないから、魔女に魔女狩り対象とされた女魔術師は自分で命を絶ってしまったり。

そういう人間たちのやり取りを見ていた【四頭の竜】も当初は女たちだけに恩恵を与えるだけの存在だったが、

女たち同士で殺し合うようになったことを嘆いたり、怒ったりして、

中にはバランスを取るために男たちに付く竜とかも出て来たりしてね!

そこから竜騎士団が生まれ「魔法は使えない騎士だが、竜の守護がある」

みたいな男たちが徐々に生まれて来る。




うちの世界観では【竜は精霊の亜種】ですから、精霊寄りの存在です。
魔女よりも精霊との絆が強いため、竜がその場にいると女魔術師達は力を上手く使えなくなったり。

そういう風になると今度は竜が ありがたいありがたい我らの守護者だってとても大事にされる世界観になって来るわけで……



みたいに世界の仕組みを追ってるとその所々で「ここをテーマにしよう!」とか「この部分を描きたい!」みたいな節目節目が見えて来たりもするよ✨

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