私がアニメ見ること非常に珍しいのですが、なんとなく見てみようかなと直感が走り、一つの長編アニメ見終わったんですが、まあ全体的に良かったです。
いやまあ漫画原作のアニメなので、原作は本屋などで見かけていたので、まあ生ぬるい話は書かない作者さんであることは分かっている為、内容はあるだろうなとは予期していましたし、非常に丁寧に作られていました。
感想はまあ色々ありますが、色々あるのでいずれ自分の中で噛み砕けて話題にちゃんとなったら話すとして。
非常にいいアニメだったんですけど、大きく気になる点はあって、ヒロインがあんまよく分かりませんでしたね。
いやとてもいい子なんですよ。そして意味合いも分かるんですが、なんかものすごい重要人物なんですが、割と最後印象に残んなかったので、全体の内容結構良かっただけに最後のヒロインの印象「こんなもんか……」っていうのはありましたね。
折角だからこの大作でヒロインがこんな理由で終わった理由を分析したいなと思ってるんですが、ちょっと分析に時間はかかりそうですね。
ヒロイン美人設定なんですよね。そしていわゆる運命の鍵を握ってる系。
途中はそれで世界の中心にいるように描かれているのに、終盤の怒涛の展開の中でこの子が妙に活躍の場が無かったのです。
ああいう書き方良くないんだね。
あと私が思うにこの作者さんが恐らく「母」とか「姉」に非常に何というか……難解なイメージとこだわりを持っているように感じます。
男だろうね。この作者さん。
なんだろうな単純な憧れじゃないんですよ。嫌悪でもない。
だけど憧れと嫌悪のギリギリの境界線みたいなとこついて来てる。
非常に複雑な存在なんでしょうね。
最後あまりにそれが出過ぎていて、結局そっちにもしかしたらヒロインの分が持っていかれたのかもしれません。
ヒロインは多少最後モコモコしました。それは残念かな。
ただし主人公は非常に良かった。最初から最後まで良かった。主人公らしい! って感じで好印象。
そしてヒロインはモコモコしましたが、出て来るキャラがま~~~~~~~~~~~~みんないい味出してる!!✨ これは素晴らしい!👏 一人ずつ味があって、生き方があって、生き様があって、人生があって。
そういう風に描かれると、視聴者の感想も「好き、嫌い」だけじゃ言い表せなくなる。
なんかいい。
なんかみんないい。
悪い奴も、いい奴もいっぱい出て来るんですが、
なんかいい。
好きなキャラもいっぱい出来たんですがね~~~~~~これが結構シリアスな話なので致死率が高い!!!😭
しかし最後まで生き残る人も中にはいて、
こういうのって不思議ですよね。
作者の中で一人のキャラを生み出す時、どこかで「このキャラは死ぬ」「このキャラは死なない」という線引きがなされる瞬間があるのでしょう。
私はどちらかというと余程のことがない限りあまり死亡とかは避ける属性に分類されるので、勿論戦記物とか扱ってるので確かに死ぬキャラはいます。
しかしこちらの作者さんとかはもっともっと私なんかより生と死に対してフラットな感じするんですよね。
私は出来る限り死は避ける傾向が見られるので、そういう意味では純粋なデータは取れないんですよ。
しかし海外ドラマとかでもありますが、かなり裏社会系とか扱っているものは、やはり生と死の境界線曖昧になりますね?
作者がそういう世界観と承知の上で書いている場合、やはりキャラの致死率も高くなり、誰が命を失うのかが、命を与えるのと同じように、フラットに割り振られてる感じがします。
そういう世界観の中で、どういう部分でこのキャラは死に、このキャラは生き残ると決めたのか、その決め手になったこととか決め手にした瞬間とか、知りたいですね~~~~~~~~✨
まあでも……。
自分のこととして考えると……。
あるキャラを出す。
するとそのキャラがどう動くとか、物語の中での意味合いとかを与えますが(与えるんですよ。言っておくけど。本当のプロは勝算なくただ無意味にキャラとか出さないんですよ。必ずそのキャラを出して、書きたいエピソードが明確にあるから出すんですよ)
やはりそのキャラになり切って一つの大きなエピソードを想像し、頭の中で展開を考えた時に、生きるか死ぬかはごく自然に決まるとしか言いようがありません。
不思議なんですが。
みんな死んだりみんな生き残ったりするなら分かるんですけどね。
ただ何か「このキャラは生きる」「このキャラは死ぬ」の分かれ道になる、
【何か】がある気がするのです。
理由が。
私がこのアニメに関してちょっと思うのは、リアル志向の話なので、
「説得力」や「実感」でちょっとその辺りの決定が下されるのかなと思ったりもします。
要するに例えば一人の敵方の女性を愛した男がいたとして、その女性の為に色々な裏切り行為をし、色々な人間を死なせたとします。
確かにたった一つの愛の為にそこまでして、二人で最後幸せになれたら、まあある意味の幸せですが、
ある意味「それで幸せになるのも不自然さを感じる」と思ったり、
「ここまでやって人生の最後に平穏な幸せが来たら嘘っぽい」と思うものが作者の中に生まれると、やはり天秤は死に傾くのかもしれません。
そのキャラの幸せとは何か、みたいなのを突き詰めて考えたりするのも大いに理由に関わっているのかなあ。
ただこの作品の中でもすっごい大好きなキャラ一人いたんですが、そのキャラも死んでしまう方に入るのですけど、この人は過酷な運命を背負っているのですが、きっと全てが終わって平穏になったら、生き残っていても、段々と平穏な暮らしも、して行けたんじゃないかなあと思ったりする人だったので、死んだ時無茶苦茶号泣しました。
まあでも現実でも悪人だけが死ぬわけではないですからね……。
いやしかし、ここなんですよ!! 不思議なのが。
確かに現実でも悪人だけが死ぬわけじゃない。悪に手を染めた人が幸せになれないわけでもなく。
いい人や、
悪事をしたことがあっても改心して生きている人が命を失うこともある。
まさに現実の世界でもこの通りなのですが、
それでもやっぱり、生きる人と死ぬ人っているわけなんですよね。
現実ではどうにもならない運命とかでそうなってしまうこともあり、
それはもう運命として諦めるしかないとしても、
フィクションの場合、ある意味作者がどうとでも出来るわけじゃないですか。
だからやっぱりどこかで「こいつには死だ」「こいつには生だ」と判断を下す理由があるんですよ。
彼らに決断をさせているのが【何なのか】はものすごく興味ある。
いかにもこやつ死にそうやって奴が生き残ってたりもするんですよ。
こいつが華々しく最後散ったらさぞやカッコよかっただろうなという奴が生きてたりもするので、本当に不思議なのです。
この人が死んだら泣いてしまう😭 って思っていた人がやはり最後まで生き残ったりもしてくれてるので。
あれだけ死を描いていると、作者の中で死を与えた理由と、生き残らせた理由がすごく興味深いですね。
史実はこういうの「史実だからな」つって自分で判断下さなくていいから無茶苦茶楽なんだけどよ。
フィクションの生と死は本当に不思議。
まあでも「こいつ絶対死ぬ必要なかっただろボケェ!!!💢💢」みたいな作者か脚本家か監督かしらんがこの死のヘタクソが!!!!💢 って罵りたくなるような死を描く人もいるので、
それに比べたらこの話は死ぬキャラとても多いのに、一つ一つのキャラの人生の描かれ方とその終結の仕方に、ほぼ「なんでだよー!!」って怒りとかは湧きませんでしたので、その辺りやっぱり書き方が上手いんでしょう。
一人一人をものすごく丁寧に書いている。
だからそういうのが伝わると、視聴者としてはもう納得するしかない気持ちになるのです。
このキャラには生きていて欲しかった……😭 という人は何人もいましたが、
「死ぬ必要ねえだろボケェ!!!💢💢」とはこの作者さんに対しては全く思わなかったのはやっぱりスゴイ。
こういう、文句とか言わせないのも作者の実力ですね。やはり。
ある意味読み手を自分の世界観に完全に引きずり込んで納得させる力を持っているということなんでしょう。
死ってある意味人間にとっての一番の理不尽です。
どうにもならないし。
この理不尽を自分の作品で書いて、あれだけ書きまくって、それでも読んだり見るものに「受け止めるしかない」と思わせる手腕はやはりお見事。
なかなかいいアニメでした。
まあヒロインは最後モコモコしましたし、
ちょっと最後だけは何が言いたかったんか分かりにくかったですが、
あれだけ壮大な長編物語の最後です。
ラストくらい作者のとことん好きなように書いてもらっていいと思います。
ただあれかな。
もしかしてラストまでものすごくよくて分かりやすく、ヒロインも最後の最後まで大活躍だったら、私のテンションもしかしたらもっともっと高かったんですかね?
おああああああああああああああああすっごいいいアニメ見ました~~~~~~~!!!!!!!✨✨
とかになってたんかな?😊
そこはじゃあ作者のお好みでいいんじゃない。
最後の最後がな~って読み手や視聴者に「そこだけちょっと」って言われるものを残すか、
最後の最後までスゴイ!!! 全部気に入った!!! 最高の作品!!!
って言われるのどっちがいい?
私割と後者ですね。
しかし中には難解な性格をした作者とかは敢えて最後を難解にして、何かを残したいのかもしれんな。もしかしたら。分からんけども!
私は最後の最後まで明瞭に書き切りたい非常に素直な作者タイプだと思います。
ただ世の中には確かに結構「オイすべて素晴らしいのに最後の最後の終わり方だけどうした😇」みたいな作品確かにありますよね?
あれは作者の個性や美学なのかもしれん。
私は書いても読んでも最後まで読み切って「あ~~~~~~~~全部素晴らしい内容だった!! さて一巻から早速読み返すか!!!✨」と思いたい系作家なのであんま最後哲学的な終わり方好みません。
はっきり最後の幸せなエンディング! とか
大団円!!! とか
戦が終わった平穏な世界で!!
大勝利!!!
とか割とはっきり書きたい方です。
どうぞディズニーポルカとお呼びください😊
このアニメの終わりいわゆる「え……結局……勝ったの……負けたの……?」みたいな終わり方なんですわ。
でもそもそもこの話のテーマが一人の人間の人生、みたいな人生そのものの重みを描いているので、作者が拘ったのは勝ち負けじゃないんですよね。幸不幸でもないから、最後どちらとも言えない感じで締めくくったのはやはり思想や美学だったのかもしれません。