## ■セラスフィリア・グレッドガルド登場 ~ 三代目勇者召喚準備完了まで
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# ■セラスフィリア・グレッドガルド
グレッドガルド皇国第一皇位継承権を持つ皇女。
・蒼みがかった銀髪
・怜悧な美貌
・加護なし
・極めて高い魔術適性
・魔術学院首席卒業
氷系統魔術を最も得意とする。
戦闘能力も高いが、
最大の才能は:
### ■知性
### ■自制心
### ■人心掌握
である。
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# ■グレッドガルド皇位継承制度
皇位継承順位は:
・血統
・能力
・功績
で変動。
基本的には男子継承。
女性皇族が皇位を継ぐには:
### ■「勇者との婚姻」
が必要。
さらに、婚姻相手となる勇者には、
公表可能な英雄的功績が求められる。
つまり:
### ■「英雄勇者と結びついた皇女」
でなければ女性統治の正統性を得られない。
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# ■幼少期
セラスフィリアは5歳の頃には:
### ■「自分が最も優秀」
であることを理解していた。
同時に:
・人間の愚かさ
・国家腐敗
・世界腐敗
にも気付く。
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# ■彼女の結論
他の男系皇族たちも、
極端に無能というわけではなかった。
しかしセラスフィリアは、
### ■「通常レベルの優秀さでは、この時代を維持できない」
と判断する。
このままでは:
### ■数代以内に人類社会は崩壊する
と予測。
そして:
### ■それを止められる可能性があるのは自分だけ
と結論付ける。
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# ■法務局構想
セラスフィリアが最初に目を付けたのは:
### ■二代目勇者が残した「法制度」
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## ▼問題点
法は存在していたが形骸化していた。
理由:
・皇帝権力が絶対
・強者絶対主義
・法職が閑職扱い
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## ▼セラスフィリアの行動
父皇帝へ:
「嫁入り前に政治や法律を学びたい」
と願い出る。
皇帝は娘を不憫に思い許可。
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# ■法務局設立
既存部署を再編。
### ■「法務局」
を新設。
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## ▼所属者
主に:
・戦闘適性が低い貴族子女
・落ちこぼれ扱いの者
が配属されていた。
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# ■人心掌握
セラスフィリアは:
・知識を教わる
・仕事を褒める
・承認を与える
ことで彼らを取り込む。
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## ▼結果
法務局は:
### ■「セラスフィリア派閥」
へ変質。
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# ■警察組織創設
法を機能させるため:
### ■警邏組織
を新設。
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## ▼構成員
・騎士になれなかった者
・魔術学院落伍者
・居場所を失った者
を積極登用。
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## ▼目的
コンプレックスを持つ人間は支配しやすい。
セラスフィリアはそれを理解していた。
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# ■移民政策
次に彼女は:
### ■皇都への移民受け入れ
を推進。
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## ▼背景
皇都外壁の外には:
・難民
・移民
・流民
が大量滞留していた。
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## ▼セラスフィリアの誘導工作
セラスフィリアは軍部内の自派閥を通じて、
### ■「野盗や敵勢力との戦闘後、生存者や難民を皇都方面へ追い込め」
と指示。
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これによって:
・流民
・難民
・戦争被害者
が皇都へ集中するよう誘導されていた。
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## ▼受け入れ後
一定区画へ収容。
当然:
### ■スラム化
する。
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# ■犯罪と治安維持
スラム形成で犯罪増加。
セラスフィリアは:
### ■新設警邏組織で鎮圧
し、
・組織拡大
・権限拡大
・名声獲得
へ利用。
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# ■巨大施設建設
皇都内部へ:
・警邏拠点
・刑務所
・処刑場
を兼ねた巨大施設を建設。
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## ▼外観
巨大円形闘技場兼スタジアム。
約10万人収容。
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# ■真の目的
これら一連の目的は:
### ■大量の犯罪者確保
だった。
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# ■皇帝病没
この頃:
皇帝が病に倒れ政務不能となる。
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## ▼結果
法を無視できる唯一の存在が消失。
実質:
### ■セラスフィリア独裁体制
が始まる。
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# ■裁判制度改変
セラスフィリアは:
・裁判制度
・刑務制度
を改変。
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## ▼新制度
裁判を受けるには:
### ■費用支払い
が必要。
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## ▼結果
・貧民 → 裁判不可
・貴族 → 金で免罪
となる。
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# ■奴隷制度への介入
次に彼女が狙ったのは:
### ■奴隷利権
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## ▼当時
奴隷商売は:
・教会
・大商会
が癒着。
腐敗しきっていた。
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# ■奴隷商狩り
セラスフィリアは:
・地方犯罪
・違法奴隷商
・山賊
の取り締まりを開始。
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## ▼実態
・犯罪者回収
・奴隷回収
を同時実行。
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## ▼理由
勇者召喚用生贄確保。
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# ■教会との対立
教会は表立って批判できない。
だが:
### ■利権に手を出された
ため監視を送り込む。
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# ■エルフィーネ登場
教会暗部所属。
・ハーフエルフ
・暗殺シスター
・零衝使い
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## ▼役目
表向き:
・護衛メイド
実際:
### ■監視・暗殺役
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# ■エルフィーネ洗脳
セラスフィリアは:
・孤独
・劣等感
・教義依存
を見抜く。
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## ▼結果
教会洗脳を上書き。
エルフィーネを:
### ■セラスフィリア狂信者
へ変える。
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# ■教会暗部懐柔
エルフィーネ経由で:
・賄賂
・利益供与
を行い教会暗部も掌握。
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## ▼提示した未来
「勇者召喚を行い、皇帝となる」
と約束。
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# ■召喚準備
セラスフィリアは:
・犯罪者
・奴隷
・死刑囚
を大量確保。
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## ▼目的
勇者召喚儀式。
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# ■彼女の本質
セラスフィリア最大の恐ろしさは:
・才能
・知性
・血統
ではない。
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### ■「自分を特別視しないこと」
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だからこそ:
・合理性
・効率
・冷酷さ
を徹底できた。
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# ■優輝への影響
後の弥堂優輝の人格形成において:
### ■「目的のために全てを利用する」
思想の原型となる。
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# ■そして
長い準備の末。
セラスフィリア14歳の頃。
### ■勇者召喚準備が完了する。