https://kakuyomu.jp/works/1177354054902247720/episodes/1177354054919320116エルゼ川の戦いは終わり、トルガ村にたどり着いたイムラエルは、ホフマン家で暮らすことになりました。
バドは帝国軍を退役した魔導士です。退役時の階級は魔導曹長で、魔導士官になれなかったということは、あまり才能ある魔導士ではなかったということになります。
ただ、彼は回復系魔法が得意だったので、軍医代わりとして十分に役立っていたのです。
こうした魔導士は結構貴重で、兵たちからは信頼されていました。魔導士官と違って、下士官は粗製乱造されていたので、一番多かったのは通信魔導士です。
バドの奥さんはトルガ村出身だったので、退役後に彼は村に居を構えます。魔導士というより医者として頼りにされ、村の名士の一人でした。
彼の奥さんは割と早くに亡くなり、バドは長いこと一人暮らししていましたが、弟の息子夫婦がある事情で亡くなり、遺された娘(八歳)を引き取ることになりました。
それがリベルカです。なのでリベルカは大姪(姪孫=てっそんとも言います)に当たります。
形の上ではバドはリベルカの育ての親ということになりますが、次話で自身が話しているように、リベルカは八歳の時からバドの身の回りから料理・掃除と一切の家事をこなし、どちらかと言うと彼女がバドの面倒を見ていた格好です。
そのため、イザークに嫁入りした現在でも、彼女は時々バドのところに行って掃除・洗濯・料理などをしています。したがってバドはこの大姪に頭が上がりません。
さて、番外編「災厄の日々」も次回で終了です。最初は大佐の日常系の話だったのが、後半はちょっとシリアス展開です。
最終回もちょっと胸糞要素が入った悲劇的な展開となります。